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ガジェットで資産情報をリアルタイム管理

マイクロソフト、資産管理ソフト「Microsoft Money Plus Edition」を発売

2007年09月27日 13時00分更新

文● 編集部 尾鍋真一

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 マイクロソフト(株)は27日、同社が販売している個人向け資産管理ソフト「Microsoft Money」の新製品、「Microsoft Money Plus Edition」を10月26日に発売すると発表した。価格は通常パッケージ版が1万1800円(税別)など。

Microsoft Money Plus Edition

Microsoft Money Plus Edition

 Moneyは、同社が販売している個人向け資産管理ソフトで、銀行やクレジットカード、証券といった個人資産に関連するすべての口座をパソコン上で一元管理し、把握することができるソフトウェアとなる。各金融機関の取引明細をダウンロードしてくることによりユーザーの入力の手間を省く「Money 電子明細ダウンロード」などの機能を備える。



資産情報をリアルタイムで把握することができる
新機能「Microsoft Money Insight」


Microsoft Money Insight

Microsoft Moneyをガジェットとして常駐させることのできる新機能「Microsoft Money Insight」

 Money Plus Editionには今回新たな機能として、Moneyの機能をタスクバーに常駐させるガジェット(ミニアプリ)「Microsoft Money Insight」が実装されている。Money Insightを利用することによりユーザーは、Moneyを起動していなくても自分の資産情報をリアルタイムで把握することができる。Money Insightには、Moneyに登録されている各口座の残高および入出金(キャッシュフロー)のバランスを確認できる「キャッシュフローインサイト」、費目ごとの支出状況を確認することができる「支出メーターインサイト」、Moneyに登録されている支払の確認や支払期日が近付くと通知をしてくれる「支出予定インサイト」の3つの機能が含まれている。

キャッシュフローインサイト

キャッシュフローインサイト

支出メーターインサイト

支出メーターインサイト

支出予定インサイト

支出予定インサイト

Microsoft Money Insight



取引ごとに画像やドキュメントを関連付けて記録


関連付け機能追加

取引ごとに画像やドキュメントファイルを関連付けることができる機能が追加された

 またMoney Plus Editionには、もう1つの新機能として各取引ごとに画像やWordやPDF形式のドキュメントファイルを関連付ける機能が追加されている。これにより明細書や領収書のドキュメントファイルを、特定の取引に関連付けて記録することができ、ユーザーは取引ごとにいつでも関連付けた領収書などのファイルを確認することができる。



「自動明細ダウンロード機能」がパワーアップ


 Money Plus Editionでは各金融機関や、同社が提供している金融情報サービス「MSNマネー」にアクセスすることなく取引明細をダウンロードし、最新の資産情報をMoneyに取り組むことができる「自動明細ダウンロード機能」がこれまでのMoney 2007/2006/2005では1年間だった利用期限が、今回のバージョンから最長2年間無料で利用できるようになっている。


 対応OSはWindows Vista/XP(SP2以上)。製品バリエーションとそれぞれの価格は以下のとおり。

Microsoft Money Plus Edition パッケージ版
1万1800円(税別)
Microsoft Money Plus Edition パッケージ版 書籍付き
1万3000円(税別)
Microsoft Money Plus Edition ダウンロード版
1万800円(税別)
Microsoft Money Plus Edition ダウンロード版 バージョン アップグレード
6800円(税別)

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