プライム・ストラテジーは、エンタープライズ向け統合セキュリティ基盤「KUSANAGI Security Edition」に、新機能「KUSANAGI SafeUpgrade」を搭載したと発表した。
「KUSANAGI SafeUpgrade」は、同一サーバー内に自動で検証環境を構築し、動作確認が完了した後に問題がなければ自動で本番環境へ切り替える。これにより、ダウンタイムゼロ・追加コスト不要で安全なアップデートが実現する。特に注目すべきは、世界のWebサイトの33.6%で利用されているnginxの多くが、すでにセキュリティサポート切れのバージョンを使用しているという課題を解決できる点だ。
SafeUpgradeは専門的な知識や追加サーバーを必要とせず、運用コストを抑えながらセキュリティを強化。さらに、OSやミドルウェアの自動アップデート機能と組み合わせることで、システムを常に最新かつ安全な状態に維持可能だという。
「KUSANAGI Security Edition」は、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、さくらのクラウドのMarketplaceから利用可能。技術仕様や詳細情報は公式サイトで確認でき、現在は無料評価版も提供中。これにより、多くの企業や開発者が安心してアップデートを体験できる。
今回の新機能追加を記念して、プライム・ストラテジーは説明会を開催する。参加者はデモを通じて「SafeUpgrade」の効果を深く理解できるほか、特典の提供も予定されている。





