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地球の月とは異なり、準衛星は地球の重力に捕らえられておらず、実際には太陽の周りを回っている。しか... 地球の月とは異なり、準衛星は地球の重力に捕らえられておらず、実際には太陽の周りを回っている。しかし地球とほぼ同じ軌道と公転周期を持つため、地球からは、あたかも地球の周りを回っているように見える。(DETLEV VAN RAVENSWAAY, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 太陽系にわくわくするようなニュースが飛び込んできた。学術誌「Research Notes of the AAS」に先ごろ発表された論文によると、ビルほどの大きさの謎の小惑星が、地球と並走して太陽の周りを回っていることが分かったのだ。PN7と名付けられたこの天体は、2025年の夏まで天文学者も知らなかったが、60年ほど前から「準衛星」としてひそかに地球に寄り添っていた。 米メリーランド大学の天文学者であるベン・シャーキー氏がPN7について最初に聞いたときに思ったのは「また見つかったか、クールだな」。というのも
2025/11/28 リンク