2025-09-06

レティック

エフェソス公会議(431年)で異端とされたのは ネストリウス派ネストリウス主義) です。

🔹 背景:

ネストリウスはコンスタンティノープル総主教で、キリストにおける「神性」と「人性」を強調しすぎた結果、マリアを「神の母(テオトコス)」と呼ぶことに反対し、「キリストの母(クリストトコス)」と呼ぶべきだと主張しました。

この教義は、キリストが「二つの人格(神と人)」に分かれているように受け取られ、当時の正統派から「分裂的で異端」と見なされました。

🔹 エフェソス公会議の決定:

ネストリウスの教義異端認定

マリアは「神の母(テオトコス)」である公式宣言

ネストリウスは総主教の座を追われ、のちに流罪となりました。

🔹 その後の影響:

ネストリウス派中東ペルシャ方面に広がり、**東方教会アッシリア東方教会など)**として独自の流れを持つようになりました。

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