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OpenAI、脆弱性を見つけるAIエージェント「Aardvark」発表

2025年10月31日 14時30分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 OpenAIは10月30日、ソフトウェアの脆弱性を自動で見つけ出し、修正を提案するAIエージェント「Aardvark」を発表した。プライベートベータ版として提供している。

 Aardvarkは、リポジトリ全体を解析し、脅威モデルを作成した上で、コミットごとの変更点を監視しながら脆弱性を検出する。問題が見つかると、隔離されたサンドボックス環境でその脆弱性を実際に再現し、悪用可能かどうかを検証する。その上で、OpenAI Codexを活用して修正パッチを提案し、開発者がワンクリックで修正できる仕組みを備える。

 ベンチマークテストでは、人工的に埋め込まれた既知の脆弱性の92%を検出。オープンソースプロジェクトに適用された際には、10件のCVE番号付き脆弱性を発見したという。

 

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