
OpenAIは10月30日、ソフトウェアの脆弱性を自動で見つけ出し、修正を提案するAIエージェント「Aardvark」を発表した。プライベートベータ版として提供している。
Aardvarkは、リポジトリ全体を解析し、脅威モデルを作成した上で、コミットごとの変更点を監視しながら脆弱性を検出する。問題が見つかると、隔離されたサンドボックス環境でその脆弱性を実際に再現し、悪用可能かどうかを検証する。その上で、OpenAI Codexを活用して修正パッチを提案し、開発者がワンクリックで修正できる仕組みを備える。
ベンチマークテストでは、人工的に埋め込まれた既知の脆弱性の92%を検出。オープンソースプロジェクトに適用された際には、10件のCVE番号付き脆弱性を発見したという。






