連載
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資産運用の論点2026
2026年の相場はどうなる? アナリストが独自の視点で読み解き、来年のNISA、iDeCo、ポートフォリオ戦略を考える。プロの現場で培ってきたポートフォリオ構築の思考プロセスを、あなたの資産運用に生かし、既存の投資方針を見直す。(写真:skyhigh.ring/stock.adobe.com)
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SHIFT解剖 究極の人的資本経営
巨人がひしめくIT(情報技術)業界で、SHIFTはのし上がってきた。華やかなサービスがあったわけではない。最先端技術を抱えていたわけでもない。誰にも顧みられることのなかった、テスト業務という「下流の仕事」を磨き上げた。埋もれた人材に光を当て、力を最大限に引き出す人的資本経営で市場を切り開く。異形の組織は「下流」から「上流」へ、業界構造の変革を掲げ駆け上がっている。その様は、さながら革命運動。SHIFTの経営の核心に迫る。(写真=的野 弘路)
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CTOの本棚
CTO(最高技術責任者)は、プログラミングだけでなく、事業運営や組織経営など幅広い知識を求められる重要な役割です。この連載では、各社のCTOが選んだ「おすすめの本」を通じて、エンジニアとしての視野を広げるとともに、テック系企業の運営に役立つヒントをお届けします。(写真:BOJOShop/stock.adobe.com)
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投資家、ファイナンス・法務担当者のためのスタートアップ入門
スタートアップと付き合い、理解するためには、その本質の一つであるファイナンスにまつわる概念を理解する必要がある。もちろん、技術的なことや細かなことは専門家に任せればよい。しかし、それがどのようなものであるのか、またなぜそのようなことが行われるのか、といった大きな概念は把握しておかなければならない。それらは、スタートアップに関わる人々の間で「暗黙の共通知」として扱われることが多いためである。本稿は『スタートアップ投資ガイドブック 第2版』(小川周哉、竹内信紀編著、林雄亮、田中真人、松永耕明、彈塚寛之、松村英弥、金澤久太、藤森裕介、八尾理菜、永峰太郎著)から一部を抜粋・再構成してお届けする。(写真:Matsudondon/stock.adobe.com)
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「快適に働く」を実現するための「職場のコミュニケーション」整理学
コミュニケーションのとり方や働き方は、絶えず変化しています。近年のオンライン・コミュニケーションツールの充実やリモートワークの導入によって、便利さや効率性が上がった一方、「快適さ」に関しては、必ずしも上がったとは言い切れません。例えば、「急ぎでもない電話で集中が妨げられた…」「複雑な話をメールで伝えようとして、誤解されてしまった」などのツール選択の失敗、「会社からは『原則出社』と言われたが、出社の意味をあまり感じない」「結局、旧来の働き方にとらわれている」といった変化に対する反応や「有給取得奨励や残業抑制と言われても、現実問題として実施できない」といった問題は、多くの職場で起こっています。この変化する時代の中で、「快適に働く」ためにはどうしたらいいのでしょうか。本連載では、経営学などの学術研究を踏まえて考えます。(イラスト:PureSolution/stock.adobe.com)
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今を読む
今、社会で起きていること、耳にはするけれど実態がよく分からないこと、そして、時代の先をいく人たちに見えている世界……。この連載では「今」をさまざまな視点で切り取り、専門家や研究者、経営者、活動家など、あらゆる分野で活躍している人に、「今」を読み解くヒントをもらいます。
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AIをビッグテックに任せてはいけない理由
AI本格活用期の到来に向けて、AIの便益を最大化する仕組みの実現が急がれている。オープンAIのサム・アルトマンCEOと対峙した気鋭のIT批評家が有益かつ健全なAI社会の実現に向けて書いた新刊『AIテックを抑え込め! 健全で役立つAIを実現するために私たちがすべきこと』(ゲイリー・マーカス著、山田美明訳)より、一部を抜粋してお届けする。(写真:Koko Art Studio/stock.adobe.com)
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私たちは意外に近いうちに老いなくなる
これまでどんな権力者も、どんな大富豪も手に入れられなかった「老いない体」。はたして、私たちは手に入れることができるのでしょうか。本連載では、オートファジー(細胞が自らの細胞質成分(合成したタンパク質など)を食べて分解することでアミノ酸を得る機能)の世界的権威である吉森先生が、ノーベル賞級の活躍を見せる研究者たちに直接取材、「老化の謎」を、わかりやすく紹介します。新刊『私たちは意外に近いうちに老いなくなる』(日経BP)から抜粋・再構成。(写真: izzyU/stock.adobe.com)
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滝田洋一×豊島晋作 「伝える技術・読む技術」
『不器用だった僕がたどり着いた「伝え方」の本質』(日経BP)と『古典に学ぶ現代世界』(日経プレミアシリーズ)の刊行を記念し、2025年9月27日、東京・ジュンク堂書店池袋本店で滝田洋一さん(名古屋外国語大学特任教授、日本経済新聞客員編集委員)と豊島晋作さん(テレビ東京報道記者、WBS[ワールドビジネスサテライト]メインキャスター)の対談イベントが行われた。新刊の内容紹介とともに、テレビ制作や取材の裏話も明かされ、大いに盛り上がった。5回にわたってその内容を紹介する。
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今井むつみさんが語る【今井むつみの本】の世界
『言語の本質』(中公新書)、『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』(日経BP)、『英語独習法』『学力喪失』(ともに岩波新書)など、数多くのベストセラーを世に送り出している今井むつみさん。「認知科学」という枠組みはあるものの、「学び」「母語習得」「言葉」「思考」などテーマは幅広く、「○○を読んで面白かったけれど、次は何を読むのがオススメですか?」と聞かれることも少なくないといいます。そこで本連載では、全5回をかけて、今井さん自身が著書について、テーマごとに語ります。「今井むつみさんの本」を体系的に理解する助けとして、「次に読む今井むつみさん」の参考として、あるいは執筆の意図や背景を知るために、ぜひご活用ください。