2025Nov08 死を覚悟したときによぎった後悔や恐怖 2年前、24時間以内に9割以上が死亡するというデータもあるヤバい急病に突然襲われました。しかもそれだと分かったときには既に20時間くらいが経過している始末。そして、いよいよあと数時間でその24時間になろうかという状態のとき、私は手術準備室的なところで、ガチで死を覚悟していました。【参考カテゴリ:死にかけた話】せっせと手術の下準備をする若手医師と看護師の見守る中、枕元にいる妻と電話でつないでもらった子供たち...
2025Oct18 取り崩しステージに入ってからの、お金が減っていくことへの不安感 ある程度の金融資産を作っても、それを取り崩しながら生活を送るのは、心理的な抵抗感や不安感が強いものである、というような話を聞くことがあります。当事者の性格や平均余命、生活水準や取り崩し可能な金融資産額などによって差異はあるでしょうが、自分でお金を稼ぐようになってからそこに至るまでは少しずつ増えていくものだったのに、それが確実に減っていくという状態には慣れにくいというか、心地良くないというのは想像が...
2025Sep27 45歳の地図 小学生の頃、「45歳の地図」という歌をよく聴いていました。会社の歯車となって働きまくる45歳のおっさんが、金のかかる大学生の息子や妻に邪険に扱われ、自分の青春がもう戻ってこないことを嘆く歌です。あの歌で表現されていたおっさんは、昭和の平均的なサラリーマン像だったのでしょうか。それとも今の世の中でも大体そんなものなのでしょうか。当時それを聞いていた私はもちろん、歌っていた爆風スランプのサンプラザ中野でさ...
2025Sep06 子供には、いつ、どのくらいの財産(お金)を渡すべきか 以前、某テレビ局のマネー番組から出演依頼を受けました。「子供に財産を残すべきか」というようなテーマについて、出演してコメントしてほしいとのこと。MCやゲストにはタレントやモデルなどもいて、有名な人たちが多かったので、一度会ってみたい気もしましたが、私は顔出しNGでやってますし、そもそも体調の問題があってテレビ収録なんて絶対に無理なので丁寧にお断りしました。出演の話はお断りしたのですが、せっかくなのでそ...
2025Aug09 病気によって失った趣味や楽しみなど 急病に見舞われたことによって、できなくなってしまったことが少なからずあります。若い頃のベンチプレスのMAXは150㎏。おっさんになってからも最低100㎏は挙上できるくらいには筋力を維持し、大胸筋をピクピクさせるのが得意技だった男が、今ではおそるおそる2㎏でアームカールしようかどうかを逡巡しています。発病前はダンベルでのアームカールなら25㎏くらい余裕だったのに、今では小学生の娘に頼んでペットボトルの蓋を開けて...
2025Jul26 トランプショックってなんだったっけ…2025年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察) えーと、今年の4月頃でしたっけ、トランプ米大統領の関税政策の影響で各国のマーケットが乱高下して大騒ぎになったのって。トランプショックとか言われてたやつ。そういえば、昨年の夏にも乱高下がありましたね。あれも今や何が原因とされていたのか思い出せません。一昨年のことなんてもう、まるで思い出せません。国際分散積立インデックス投資を続けて10年を超えてきたくらいから、私のリスク資産の年率平均リターンは4〜8%くら...
2025Jul12 インデックス投資を続けることに不安はない 以前、「長年続けてきたことにより、国際分散積み立てインデックス投資を続けることに不安はなくなった」というようなことを書いたことがあります。そしたらその後、「インデックス投資なら本当に損はしないのですか?」とか「何年以上続ければ損をしなくなりますか?」といったような質問メッセージが届きました。ふむふむ。もう少し補足説明が必要だったかもしれません。私の言う「インデックス投資を続けることに不安はない」と...
2025Jun28 短期予想しやすいこと、長期予想していること 私は株価や為替などの値動きについて、短期的な予想は不可能だと割り切りつつ、長期的には上がっていく可能性が高いという前提を持って投資をしています。【参考記事:予測をしないインデックス投資家の予想】ところが、自分の仕事のタスクやプロジェクトへの関わり方で身の回りに起こることは、けっこうな確率で読めて(予測できて)しまいます。...
2025Jun14 人生の最後まで捨てられないモノは? 自分の死期が分かるとすれば、そのときにはほぼすべての「モノ」は不要になるはずです。だって、あの世にモノは持っていけないから。でも、それでも、最後まで手元に置いておきたいものはあるのか。あったとしたら、それは一体なにか。なーんてことを真剣に考えてみたことがあります。...