本文
真理波
@MDPHD_mouchoi
PubMedで確認できた最古の反ワクチン関連文献を読んでみたところ、後世に語り継いでほしいという著者の意思を勝手に感じたため、約140年の時を経て現代日本に置いておきます。 Dent Regist . 1884 Mar;38(3):144-146. “ The Folly of Anti-Vaccinators ” 誤訳・意訳気にならない方向けに、以下日本語↓ pic.x.com/mhisxvNwDp
2023-04-20 22:23:30
真理波
@MDPHD_mouchoi
“ The Folly of Anti-Vaccinators ” 「反ワクチン主義者の愚行」 ワクチンの有効性を示す膨大なエビデンスを前にして、知性のある人間がどうして進んでワクチン接種に反対することがあろうか?皆目見当もつかない。
2023-04-20 22:23:30
真理波
@MDPHD_mouchoi
Rotherhitheに住んでいたWilliam Scottという男は、 “ Medical and Surgical Reporter”に記されている通り(著者だった?)、イングランドにおける過激な反ワクチン主義者の一人であった。
2023-04-20 22:23:31
真理波
@MDPHD_mouchoi
そして、最近のことだった。天然痘の感染が彼の家族を襲い、彼の妻、そして三人の子供たちの命を奪った。 「家族の命を守ることができるもの」があったのではないか・・・という後悔は彼の心を蝕み、とうとう彼は自らの命を絶ってしまったのだった。
2023-04-20 22:23:31
真理波
@MDPHD_mouchoi
ワクチン接種に関する事実が十分に周知されていたことを考えると、どうしても彼の妻と子供たちの死を彼のせいにしてしまいたい思いに駆られる。 もちろん彼は、彼の良心に基づいて反ワクチン主義に傾倒していたはずだ。しかし、それでもなお、そこに議論の余地はないのだ。
2023-04-20 22:23:32
真理波
@MDPHD_mouchoi
この素晴らしい発見に対する彼の反発を正当化する十分な根拠を見出すことは、知性ある人間にとっては不可能だと言っていい。 この悲劇は、反ワクチン扇動者への戒めとして、広く語り継いでゆくべきである。(本文終わり)
2023-04-20 22:23:32
真理波
@MDPHD_mouchoi
“ Folly ”(愚かさ、愚行) とは辛辣なタイトルだが、侮蔑的な表現ではなく、本文の印象からは「なぜこんなこんなことをしてしまったのだ」という怒り、悲しみ、無念さの表現のように感じる。
2023-04-20 22:23:33
真理波
@MDPHD_mouchoi
この時点でも「1884年にもなって反ワクチン主義者がいるなんて信じられない」という当時の風潮を感じるが、NCCCMさんに紹介していただいた文献によると、この25年後のアメリカにおいても、状況はむしろ逆行している様子。 まさに著者の言う “retrogressive”・・・ x.com/Ecccm2Ecccm/st…
2023-04-20 22:23:33
NCCCM
@Ecccm2Ecccm
100年以上前の反ワクチンに関する論文 状況は今とあまり変わらないみたいです。 「 少数の変人(残念なことに、その中には医師もいる)が、大きく権威を持たせようとする声でワクチン接種に反対する発言をし、それが素朴な人の心に突き刺さる。」 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18734651/ pic.x.com/c0ZiyPhPby
2023-04-16 07:43:44
真理波
@MDPHD_mouchoi
天然痘が存在する中でどれほど個人の自由意志が尊重されていたか等、当時の状況を完全に理解する知識はないけど、いくつかの文献を見た限り、“ unvaccinated ~”(未接種者)ではなく、あくまで“ anti-vaccine agitator ”(反ワクチン扇動者)が批判の対象になっていることには、少し安心する。
2023-04-21 02:17:13
真理波
@MDPHD_mouchoi
海外のごく限られた図書館に紙で保管されている100年以上前の文献が、今や誰でも簡単に無料で入手できるのは本当に凄い。 中には、過去の研究者のメモで汚れたものすらあった。 ネットで拾った「医者が隠した衝撃の裏情報!」みたいなのに右往左往する前に、先人達の知恵に学ぶことができる。
2023-04-21 22:06:50
真理波
@MDPHD_mouchoi
ここ200年余の反ワクチンの歴史がまとまった2023年の文献。 興味深い一方、愚行が繰り返されていることを痛感。 ワクチンにより感染症の脅威が抑えられると、反科学デマを流し脅威を復活させる。メディアを汚染する。子供と親を特に狙う...これが反ワクチン主義の伝統... pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36800918/ pic.x.com/bK4GAHj6IB
2023-05-16 19:40:46
真理波
@MDPHD_mouchoi
じゃあ最古のワクチン関連文献は、で探したら約240年前の人痘接種に関する文献。江戸時代。 (Lond Med J. 1784 Oct-Dec;5(4):399-401.) この時代の日本語の本なんて恐らく読めないけど、英語だとかろうじて読めるのは不思議。 ジェンナーがワクチンを開発する以前のものまで登録されてるのは凄い... pic.x.com/8PtCBNsGoQ
2023-06-17 18:04:03
真理波
@MDPHD_mouchoi
Pubmed上で「ワクチン」の最古は1799年、ジェンナーの理解者でもありライバルでもあったG Pearsonの論文(Med Phys J. 1799 Apr;1(2):113-114.)。 ジェンナーの最古論文(1798年)は恐らくPubmedにはなく、国際日本文化研究センターで見つけられた。 shinku.nichibun.ac.jp/NOMA/new/books… pic.x.com/FEVWqwNUHn
2023-06-17 18:04:04
真理波
@MDPHD_mouchoi
ジェンナーの開発後、ナポレオン時代のフランスは迅速にワクチンを普及させた。 あのナポレオンが、ちょっと前まで敵国だったイギリスのいち科学者に過ぎないジェンナーに対しては頭が上がらなかったという文書も残っている。 政治においてワクチン/科学がいかに尊重されていたかということが窺える。 pic.x.com/cJ7ciftDze
2024-05-06 19:36:44
なんちゃっ亭 ふまじめ
@nanchattei_f
@MDPHD_mouchoi 当時は今のワクチンではないのだから、vaccination は本来の種痘で訳すべきでは? だからタイトルは「種痘忌避者の愚を難ず」とか。
2023-04-21 08:28:17種痘 - Wikipedia https://w.wiki/5DSE
宮原篤@小児科医(新書:やさしくわかる 小児の予防接種)
@atsushimiyahara
高山義浩先生の書き込み。 うるま記念病院と思われる。読んでいて、本当に辛くなる。 facebook.com/permalink.php?… ■ この世の地獄とは・・・ 近隣の精神科病院で大規模な集団感染が発生した。 この病院では、ワクチンを強く批判する医師が常勤していたため、接種がほとんど進んでいなかった。その医師は院内メールで「ワクチンを打つと感染が広がり、多くの患者が死ぬことになる」と職員に呼び掛けていたそうだ。このため、入院患者246人のうち、ワクチンが接種されていたのは、たった16人に過ぎなかった。 アルファ株による感染拡大は強烈なものだった。集団感染が判明して全患者にPCR検査を行ったが、残念なことにすでに感染は大規模に拡がっていた。入院患者270人のうち感染者は174人(平均年齢78歳)、死亡者は71人と致死率 41%であった。 この集団感染が明らかになると、アルバイト当直の医師が来なくなった。所属病院から「感染リスクが高い当直はするな」と指示されたらしい。打ち合わせの席で、院長が堪えきれず号泣する場面もあった。もはや病院職員たちでは病院の機能を維持することすらできないことは明らかだった。 仕方ないので、周囲の急性期病院から医師らが支援に入り始め、県から派遣された看護師やDMATも加わって、この病院を組織的に支える体制を構築していった。しかし、感染拡大のスピードがあまりにも早いうえに、一部の職員が離職していくので人手が足りず、入浴や口腔ケアは中止、食事介助も追い付かず、点滴補液に切り替えるしかなかった。こうして状況は悲惨になっていった。 支援に入った若手医師のひとりが、「この世の地獄とは…… こういうものなんですね」と闇に消えそうな声で言った。放置されて糞尿まみれのオムツを交換しようとしたときだった。マジックテープを剥がして開けてみると、オムツ内に大量のアリが群がっていたという。しかも、その行列は胃瘻チューブの外側をたどり、患者の腹腔内へと入っていた。 仲村先生ら施設支援班は新たな戦略を考えた。それは、残されたPCR陰性者にワクチンを接種することだった。当時、高齢者施設で集団感染が始まると、規模によっては鎮圧に1カ月以上を要していた。であれば、今からでも遅くない――そう判断したのだ。 たしかに集団感染覚知後であっても、1回でも接種ができれば患者は守られていた。その結果は詳細に記録され、後にDMATの矢嶋祐一先生により論文化 されている(Yajima Y. J. J. Disast. Med. 2022; 27 Suppl: 88–90)。接種歴のない患者の感染率は91.3%、死亡率は53.3%。一方で、2回接種を終えた患者では感染率22.0%、死亡率3.4%にとどまった。ワクチン接種を急いで、ハイリスク者を守ることの大切さを痛感させられた。 あの2021年の夏、ワクチンは高齢者に完全には行き渡っておらず、接種者と非接種者の双方を同じ現場で診ることになった。だからこそ僕たちは、ワクチンが間に合わなかった高齢者がいかに悲惨な状況へと追い込まれ、助かるはずの命が失われたのかを、衝撃と痛恨とともに覚えている。 ワクチンを接種すると感染が広がるとか、重症化だって予防できなかったはずだとか、非科学的な言葉を執拗に繰り返す医療者がいる。しかし、それはあの苦しい時期に彼らが安全圏にいて逃げ回り、重症者の診療を担わなかったことの証左とも言える。当時の惨状を知らぬことは許せても、当時の努力を非科学的に批判するのは、医療者として本当に恥ずかしいことだ。
2025-09-14 14:59:17ちなみにHPVワクチンの有害性は誤解でした
BuzzFeed Japan Medical
@BFJMedical
【New】名古屋市の7万人の女子を対象とした調査で、接種後の体調不良は #HPVワクチン とは関係ないという結果が論文化されました。解析した名古屋市立大学公衆衛生学分野教授の鈴木貞夫さんに詳しくお話を伺いました。(岩永直子 @nonbeepanda)buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
2018-03-01 15:10:54
田舎の元外科医
@inakashoge
名古屋スタディで検討された以下の24の症状は、HPVワクチン接種の有無で、出現頻度に差がありませんでした。これらは思春期の女性に一定頻度で現れる症状であることが示唆されます。 即ち、新型コロナワクチン接種後にこれらの症状が一定の頻度で生じることとも矛盾しません。 med.nagoya-cu.ac.jp/kouei.dir/ns_N… pic.x.com/YDgMuRfxss
2022-02-24 12:40:52
飯尾
@tzYbHjEbLvnRi9w
@asahi_apital 名古屋スタディに関しては↓の記事に詳しいです ×HPVワクチンの"副作用”はまだ明らかになっていない 〇HPVワクチンと諸症状に、関係が『無い』ことが明らかになっている ×"御用学者"による、国に阿った研究 〇名古屋市の河村市長が、”薬害”を証明するために企画した研究 huffingtonpost.jp/hiroki-komazak…
2022-03-30 12:10:43
たぬきち先生による子宮頸がんとHPVワクチンに関するQ&A
たぬきち先生のプロフィール欄より一部抜粋
「夫婦共にとっくにHPVワクチンは接種済。HPVワクチンは多くの致死的ながんを防ぐことができるので、世界100ヵ国以上で女性への接種が推奨されています。反HPVワクチンキャンペーンを張った日本のマスコミは報じませんが、日本以外の全ての先進国では男性のHPVワクチンも定期接種の対象です。」
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