2025年10月21日から数量限定でスタートした丸亀製麺の「わがまちうどん47」。

1年かけて準備してきた新作が一同に並ぶちょっとしたお祭り感覚だ。

すでに、ロケットニュース内でもあひるねこ記者がメディア向け発表会の様子をレポートしたり、サンジュン記者の「広島のカキはズルい!」「千葉vs埼玉食べ比べ!」など。美味しそうな記事が並ぶが、岐阜も負けていない。

実際、岐阜の「わがまちうどん」も、読者にぜひ食べていただきたいと思う美味しい1杯だった。

……が、より美味しく食べるためのアドバイスもあるので、ぜひ参考にしていただきたい。

・岐阜愛を語りたい

今まで、ロケットニュース界で岐阜の親善大使(自称)として、岐阜の太っ腹モーニングからカオススーパーなどなど紹介してきた。

今は県外に住んでいるが、やはり地元・岐阜愛は熱い。

今回、丸亀製麺の「わがまちうどん47」で、我が岐阜県の代表メニューは「飛騨牛しぐれ煮ぶっかけ(並840円)」。

岐阜といえば飛騨牛! と誰もが思いつくブランド牛を、しぐれ煮にしてうどんに乗せた一皿だ。この機会に是非飛騨牛を楽しもうと、地元の丸亀製麺へ足を運んだ。

夕飯時で混雑しあう18時より早めの時間帯に入店でき、店内には我が家を含めて5組ほどの客が並んでいた。混雑を避けられたのはラッキー!

……だったが、周りを見渡しても「わがまちうどん」を注文している人は見当たらない。

あれ? 期間限定・数量限定・地域限定という限定三銃士で胸熱にもかかわらず、親善大使(あくまで自称)としては少し寂しい……。もっとみんな岐阜を盛り上げようぜい!



・一口目は感動するウマさ

気持ちをうどんに戻そう。

受け取った「飛騨牛しぐれ煮ぶっかけ」は、丼の半分近くを覆うほどたっぷりの飛騨牛しぐれ煮と、山盛りの刻みネギが印象的。

中央には赤唐辛子がアクセントとして添えられている。茶色、緑、赤と色のバランスも良く、食欲がそそられる見た目だ。ただ、思ったより飛騨牛が少ない。思ったよりね……。

気になるお味はというと、飛騨牛の脂の甘みと旨味が濃厚なしぐれ煮となって、モチモチうどんに絡んでおいしい。ごまが香るネギのシャキシャキ感も良いアクセントだ。

ぶっかけのツユもしっかりした味わいで、期待以上のクオリティ。赤唐辛子の辛味も良いアクセントになっていて、すてきなハーモニーになっている。


・だが、段々と課題も感じてきたぞ

感動しながら、食べ進めると気付くことがあった。

最初は絶品だったしぐれ煮が、段々と濃く感じてくるのだ。甘辛の味付けが後半になるにつれて少しずつ子泣きじじいのように重くのしかかってくる。

幸い、隣で子どもたちが食べていた「とろ玉うどん」を一口もらって口直しをしながら、なんとか完食。

やはり濃い味のものは、途中でさっぱりしたものを挟むのが正解かもしれない。



・岐阜親善大使(自称)からのアドバイス

総合的に「わがまちうどん47」で「飛騨牛しぐれ煮ぶっかけ」は岐阜を手軽に味わえて、オススメだ!


ちなみに個人的に2つアドバイスを送りたい。

1つ目は、この一杯で完成されているので、丸亀の薬味・トッピングゾーンは今回はスルーした方がいい。しび辛ラー油とかのせたくなるのはめちゃくちゃ分かるが、味のバランスが持っていかれるような気がする。

2つ目は、食べ終わりで濃くなったツユは、おにぎりを入れて食べるのがオススメだ。私は満腹だったため断念したが、ぜひおにぎりも一緒に頼んで、背徳飯を完成させてほしい。

「わがまちうどん47」は数量限定のため、気になる方はお早めに地元民も県外民も岐阜へGO!

参考リンク:丸亀製麺
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.