ニホニウン
@nihosan
女の子に「ちんちん」が生えてくる村 いきなり意味不明なタイトルだが、 🇩🇴ドミニカ共和国にあるサリーナス村のことである。 この村では約90人に1人の割合で、 女の子として育てられた子供が、思春期に突然男性になるという現象が起きる。 なぜ、この村でそんな不思議な現象が起きるのだろうか? pic.x.com/s6dOOsIyFA
2025-11-26 22:07:06
ニホニウン
@nihosan
地元ではこのような現象は 「ゲヴェドース(Guevedoces)」=12歳の睾丸の意と呼ばれている。 彼らは出生時、外見上は女の子で、陰茎(ちんちん)や睾丸は付いておらず、多くの場合は女の子として育てられる。 しかし、12歳ごろになると、精巣ができ、突起物が成長し男性器が形成、「男性化」する。
2025-11-26 22:08:07
ニホニウン
@nihosan
彼らが性転換したわけではなく、実は、Y染色体を持った「男の子」として生まれてきている。 原因は、5-α-レダクターゼ欠損症。 通常、男の胎児は「ジヒドロテストステロン(DHT)」という強力なホルモンの力で男性器を形成する。 しかし、同欠損症患者にはDHTを作る酵素がなく、DHTができない。 pic.x.com/Idx71Kf01N
2025-11-26 22:09:40
ニホニウン
@nihosan
これにより彼らは睾丸もない、女性器のような性器を持って生まれ、女の子のようにみられる。 しかし、第二次性徴が始まると、大量のテストステロンが分泌されることで、声は低くなり、筋肉がつき、精巣が降りてきて「男性化」する。 こうして、女の子が男の子になるのだ。
2025-11-26 22:13:40
ニホニウン
@nihosan
なぜこの村にだけ多いのか? マッギンリー博士の調査で、この疾患を持つ男性を24人特定すると、7世代遡った共通の祖先として1人の女性がいることが明らかに。 彼女が持ち込んだ遺伝子が、村の中で濃縮され、多くの子孫に受け継がれた結果、この遺伝疾患が多く見られるようになったのだろう。 pic.x.com/65iOODVHIS
2025-11-26 22:15:12
ニホニウン
@nihosan
また、この村の研究は、現代医学にも大きく貢献。 博士は、ゲヴェドースの男性は前立腺が小さく、男性型脱毛症にかかりにくいことを発見した。 この発見から、酵素を制御すればハゲないのでは?という仮説が生まれ、脱毛症や前立腺肥大症の治療に使用される薬「フィナステリド」の開発に繋がった。 pic.x.com/vLhAY0exnD
2025-11-26 22:16:45
ニホニウン
@nihosan
参考記事・サイト BBC「The extraordinary case of the Guevedoces」 bbc.com/news/magazine-… Eugenio Manuel Fernández Aguilar 「l increíble caso de las niñas a las que les crecía un pene」 cienciaxxi.es/blog/?p=8603 The 'Guevedoces' of the Dominican Republic usrf.org/news/010308-gu…
2025-11-26 22:19:12※こちらも参考までに
女の子として生まれたが突然男性になってしまう!?
それでいいよ
@kfGWK64UPnzLiZG
@nihosan あのオリンピックのボクシングで話題になった選手とか5α還元酵素欠損症じゃないのかな?とか想像してます。 思春期が始まるまで本人も周囲も完全に女性と思っている。変化が現れる頃に選手としての才能を見いだされ期待に応えるかたちで選手生活。気がつくと心も体も完全に男性。でも後戻りできない。
2025-11-27 13:12:53
それでいいよ
@kfGWK64UPnzLiZG
@nihosan そうやって想像してみると悲劇と言えば悲劇ですよね。選手はそれほど悪くないじゃないかとも思ってしまう。 でも、それに圧迫された本当の女性選手たちが失ったものや試合での危険性とか考えたら、やっぱりあれを女性と認めちゃダメだと思う。
2025-11-27 13:36:16
それでいいよ
@kfGWK64UPnzLiZG
@nihosan あと、ゲヴェドースと言えば、女性的とか男性的とかっていう心の有り様は社会的につくられるのだってポリコレ論が幅を利かせていたころに、とても重要な反論材料になったんですよね。 ゲヴェドースは思春期までは完全に女の子で、大人になると性格一変完全に心も男そのものになるので。
2025-11-27 13:26:35