nwm(ヌーム)ONEをAmazonセールで購入──編集部“推し”の謎がわかりました

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  • author 尾田和実
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nwm(ヌーム)ONEをAmazonセールで購入──編集部“推し”の謎がわかりました
Photo : Kazumi Oda

Amazonで届いて、すぐ使えて、すぐ馴染む快適さよ。

ギズモードでもたびたび紹介してきた nwm(ムーム) ONE「MBH001」。編集部の数名がずっと強めに推していたのですが、その熱にどこか身構えてしまい、購入を後回しにしていました。

今回のAmazonセールを機にようやく注文し、翌日に到着

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Photo : Kazumi Oda

開封してみると、まずパッケージがいい。ミニマルで可愛らしく、 “クラフト紙素材”を採用したエコ配慮パッケージ素材。

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Photo : Kazumi Oda

付属品もUSB Cケーブルのみ。余計な演出がなくシンプルなデザインコンセプトに沿ってつくられたプロダクトだと感じました。

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Photo : Kazumi Oda

本体を手にとると、その印象はさらに強まります。マットな質感と、周囲をぐるりと囲む少し透けた白色ゴムの柔らかいアクセント。ガジェットにありがちな金属感や“黒い塊感”がなく、どこか生活に溶ける道具の風合いがあります。中空構造でイヤーピースもないため、耳を塞がず軽く掛けるだけ。

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Photo : Kazumi Oda

さらに本体は185グラムと驚異的なライトウェイト。最初に装着した瞬間から「あ、これはずっとつけていられる」と思えるほど、重量感がありません。

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一般的なヘッドホンが250〜300g前後(バナナ2〜3本相当)の“標準ゾーン”なのに対し、nwm ONE は中空構造と弱い側圧のおかげで、数字以上に軽く感じる“超軽量帯の装着体験”に近い。

骨伝導ではない、“空気の振動”で聴かせるオープンイヤー

nwm(ヌーム)ONEは骨伝導タイプではありません。小さなスピーカーが耳のすぐそばで空気を振動させ、自然な音として耳に届ける方式です。骨伝導特有のビリビリした感覚や、音の細さが気になる人には、この“空気伝導の自然さ”はとても相性がいいはずです。

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Photo : Kazumi Oda

しかも耳を塞がない中空構造のおかげで、周囲の音がそのまま入ってきて、耳が常に呼吸しているような開放感があります。

PSZ技術が“耳元だけに音がとどまる”不思議なゾーンをつくる

そして、この製品の核心になっているのが nwm 独自の PSZ 技術(Personalized Sound Zone)です。仕組みとしては、本来の音波と逆方向に振動する逆位相の音波を重ねることで、外側へ漏れようとする音を打ち消します。

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Image : NWM

普通のオープンイヤーなら音が拡散してしまうはずなのに、ここでは音が耳元の空間にふわっと留まり、周囲にはほとんど音漏れしません。ノイズキャンセリングのように外音を消すわけではなく、“自分に向いた音だけがそっとまとまる”という感覚で、環境音と音楽が自然に共存します。

街中でアンビエントを流すと、風景の中に音が薄く折り重なるような、少し新しい聴こえ方をします。


生活のリズムにそのままのる、疲れない音と装着感

音質は強い低音を狙ったタイプではありませんが、中高域がきれいに抜けて、長時間の作業にも向いています。何より耳を塞がず、物理的に側圧がほぼないため、つけていることを忘れるほどラクです。

筆者は、頭のサイズが大きめのせいか、長時間締め付けがきついヘッドファンをしていると、頭痛がすることがありますが、それも皆無。これは嬉しい副産物でした。

イヤホンの“触れられている感じ”がほとんど消え、外音と音楽を両方そのまま受けとるこのスタイルは、音量を絞った「ながら作業」との相性が抜群です。


ちなみに。

マイク性能もわりかし良いと聞いているので、明日からWeb会議で試すよ〜(業務連絡)。

Source : nwm.global

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