企業の脱炭素目標を評価する国際団体SBTイニシアチブ(SBTi)が、評価基準の改定案第2版を発表した。スコープ2の目標設定では2040年までに低炭素電力を100%にする目標が必須となり、地域などでの平均的な排出係数を使う「ロケーション基準」や再生可能エネルギー証書の利用を認める「マーケット基準」の目標は任意で設定できるとした。専門家作業グループメンバーの高瀬香絵・自然エネルギー財団シニアマネージ...