大リーグ・ガーディアンズ2投手を訴追、不正賭博関与の疑い…意図的にボール球を投げ賄賂受け取りか
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【ニューヨーク=平沢祐】野球賭博に不正に関与したとして、米捜査当局は9日、米大リーグ・ガーディアンズのエマヌエル・クラセ(27)、ルイス・オルティス(26)両投手を訴追したと発表した。クラセ被告は昨年まで3年連続セーブ王。

発表によると、2人は大リーグの試合で不正に投球を操作することで共謀者と合意し、共謀者がその情報を基に賭けたなどの疑いがある。2人は意図的にボール球を投げ、賄賂を受け取ることで合意していたという。クラセ被告は2023年5月頃から不正に関わり、オルティス被告は25年6月頃に加わったとされる。
大リーグ機構(MLB)は2人を調査し、今季途中に懲戒処分を伴わない有給休暇としていた。大リーグ公式サイトによると、ガーディアンズは「引き続き捜査に全面的に協力していく」としている。米スポーツ界では、10月に米プロバスケットボール協会(NBA)の選手らが不正なスポーツ賭博の疑いで訴追された。




























