普通に考えれば男も女も色んな奴がいるので、一概に言葉やセックスやその他の何かが必須であると言うことはできない。
忘れてはならないのは最も重要なのは信頼関係を構築するということであって、その時に何が必要になるかというのは、両者の(恋愛という幻想も込みの)関係性に依る。個人的には、恋愛は幻想であるという事実ぐらいは、その楽しい幻想を維持するにせよ壊すにせよ大人なのだから予め了解しておいて欲しいと思うが、こうした意見も一つの幻想じみた欲求なのであって、こうした不合理な欲求を持ったもの同士、暴力や暴言やいじめ等明らかにまずいものを除き倫理的な基準が現に存在しない中お互い意見をすり合わせて協力するしかない。それでお互いがお互いを受け入れられなかったら、誰が悪いということでもなく分かれるしかないのが現実だ、と思う。
ついでに言えば、上で言われているような相互に相手の要求を呑むといった交換的なコミュニケーションは常に不毛な「やらされ感」が伴うので、重要なのはそうした契約の外の時間をどれだけ作れるかということになると思う。そうした時間がセックスで作れることもあれば、愛の睦言で作れることもあれば、育児や散歩やレジャーや祭りやレストランでの食事や共通の趣味作れることもあるので、お互いに色々努力するべきなんだろう。