価格か性能か。
それは、2009年の秋に電気製品小売店の売り場をじっくり眺めてコンピュータを購入しようとする人にとっては、重大な問題になろうとしている。そのころには、消費者向け超低電圧(consumer ultra-low voltage:CULV)プロセッサを搭載したノートPCの新製品が大挙して登場し始める。そうしたノートPCは、ポータブルコンピューティングで最も流行しているネットブックのすぐ隣に並べられるだろう。ネットブックは、安価なポータブルコンピューティングを手に入れる一番良い方法と見なされてきているが、CULVノートPCはそれを変える可能性がある。
ネットブックは、9インチから11インチのスクリーンを備えたミニノートPCで、低電力のプロセッサを搭載し、機能は少ないが、非常に魅力的な価格帯で販売されている。一方、CULVベースのノートPCは超薄型のノートPCで、より従来型に近い12インチか13インチのスクリーンが搭載されているが、やはり非常に低電力であり、そのためバッテリ駆動時間は非常に長い。価格は600ドルから1000ドル程度と、200ドルから500ドルの間にあるネットブックのちょうど1段上の価格帯を占めるだろう。
そこで選択することになる。消費者は、安価で、使いにくいこともあるが、非常にポータブルなネットブックを選ぶだろうか。それとも、バッテリ駆動時間が長く、やや価格が高い、すっきりとした見た目のノートPCだろうか。少しばかり高い金額が、はるかに充実した機能を持つコンピュータを意味する可能性がある。それでもネットブックを買うだろうか。
アナリストの中には、多くの人はそうしないだろうと言う人もいる。
これらの超低電圧プロセッサを供給しているIntelとしては、人々をCULVに向かわせたいだろう。確かに、Intelはネットブックブームの立役者でもあるが、ネットブックは利益幅がかなり小さい。Intelの最高経営責任者(CEO)であるPaul Otellini氏は米国時間7月14日、CULVノートPCについて、そしてそれがネットブックよりも優れている点について、好意的に語った。「これからは、薄型で軽いノートPCが欲しいとき、ネットブックを選ぶ必要はない。より多くの機能を備えた、手ごろな価格のノートPCを選ぶことができる」
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