バーコードの末尾の桁はチェックディジットって言って、それより上位の番号の桁に基づいて計算されるものになってる。つまり、適当に数字を並べたそれらしい数字の列だと末尾のチェックディジットで辻褄が合わなくなってエラーになる。バーコードは読み取りミスがあった時にエラーを返してくれるので、これは非常に強力な仕組みである。クレジットカードも、入力ミスをするとエラーが即座に返ってくるのでチェックディジットが入っているんじゃ無いかと思う。知らんけど。
それで、タイトルの話である。なんで電話番号にチェックディジットを入れなかったんだよ。システム設計したやつ、出てこい。電話番号って口頭でやり取りする機会が多いから聞き間違い覚え間違いがどうしても多い。桁を一つ間違えるだけで別の電話にかかっちゃうなんてマジであり得ない欠陥設計だろ。
ファックスの場合は余計クリティカルで、送信先からのかけ間違いの指摘がされづらくて、間違った送り先に重要書類を送ってしまうなんてミスも起きてしまう。
電話番号に限らず、昔からある仕組みだから存在を許されてるけど、仮にいま現在、新規のもので導入がされたら、世の中から袋叩きで大炎上になるようなダメダメな設計って結構いっぱいあるんじゃ無いかと思うなどした。