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少子化は「若者の意識が変わったから」でも「恋愛離れしたから」でもない。そんな話に逃げている限り、... 少子化は「若者の意識が変わったから」でも「恋愛離れしたから」でもない。そんな話に逃げている限り、何も変わらない。問題はもっとはっきりしていて、もっと露骨だ。 この国は、家族を持つことが割に合わない社会になってしまった。それだけのことだ。 昔は誰もが結婚したし、子どもを持つことは人生の一部だった。特別な覚悟なんていらなかった。生活の延長線に「家庭」があった。でも今は違う。家庭は「頑張らないと成立しないもの」になった。余裕がなく、支えがなく、時間もお金も削られ、精神さえすり減る。 それを見た若者が「家庭を持ちたくない」と思うのは当然だ。生存本能が正常に働いているだけ。 それなのに社会や政治は「最近の若者は…」「価値観が…」と、まるでこちらの感覚がおかしいかのように語る。おかしいのは若者ではなく、社会の側だ。 子どもが生まれないのは、愛が薄れたからではない。人間が利己的になったからでもない。生活
2025/11/10 リンク