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次回配信予定

  • 2025/11/19

    牌譜添削

  • 2025/11/26

    伸びている

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プレイヤーは六段R2023です。
特上卓では上位クラスといっていいでしょう。

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九萬:麻雀王国は悪くありません。
でも僕だったら
五萬:麻雀王国を打ちますね。

何を切るか? という問題ではありません。
どのような未来予想図を描くか? という構想力と

手牌の価値をどう評価するかという問題です。


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九萬:麻雀王国 → 白:麻雀王国と打ち出す人は
きっと、このような手牌進行になるでしょう。

別に
東:麻雀王国で放銃したを咎めているわけではないです。

九萬:麻雀王国の段階で1メンツも無く
打点的にも手牌の価値が低いと認識すること。

役牌ポンの仕掛けが入っていて
テンパイ速度の面でも劣っていると認識すること。

ならばどのような進行が良いのか?
想像する力が足りていないのだと思います。

 
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二萬:麻雀王国としたシーンです。
僕なら
五筒:麻雀王国かペンチャンを嫌いますね。

ドラを使った門前リーチか
あるいはマンズのホンイツ構想です。


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ここで七萬:麻雀王国を打ってしまう人は
シンプルに牌理力が劣っています。

場にマンズが多く打たれているように見えますが八萬:麻雀王国六萬:麻雀王国はともに1枚切れで
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テンパイしたシーンです。

打牌は四筒:麻雀王国一択ですがリーチしますか?

リーチ時のメリットは?

・アガリ時の打点アップ
・出アガリできること
・他家の打牌を制限できる

などですね。

この手は役無しだとツモアガリ専
ですのでアガリ時はマンガンが確定です。

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つまり、ツモアガリでも打点は満足ですから
「リーチをかけておけば良かった」とはならないです。

ど真ん中のドラ単騎待ちですから
リーチで出アガリできるメリットもかなり小さいです。

他家の打牌を制限できるメリットよりも
上家の危険牌を吸収できるメリットとほぼ相殺。

よって今回はダマテンです。

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ドラ暗刻の役無しテンパイを
ダマテンに受けた仲林選手の選択です。

ツモアガリは打点十分。リーチ後の
出アガリはドラ表示牌の四萬:麻雀王国四筒:麻雀王国では期待薄。

安くて悪い待ちならば
リーチで打牌に制限をかける選択も有力でしょう。

しかしこの手はメチャクチャアガリたい
わけですよ。だとしたらこの待ち、この牌姿ならば

リーチよりもダマテンで
今日の牌譜添削はTさんです。

悩んだ局面にコメントしてくださっているので
まずは考え方の部分から添削しくことにしましょう。

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守備も込みで三筒:麻雀王国を先処理しましたが、二索:麻雀王国切りと悩みました

これは守備意識というよりも
打点とくっつきの良さで二索:麻雀王国を残したいですね。

残した二索:麻雀王国一索:麻雀王国三索:麻雀王国がくっつけは
ジュンチャンルートも見れるはずです。

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八筒:麻雀王国を切るのが少し嫌で(特に上家に対して)、た切っていくほどの手でも無いと 「オリ寄りの思考」で九索:麻雀王国切ったと思うのですが、対面の親が七索:麻雀王国手出し入ってるし、オリにしても攻めるにしても ダメな一手だった気がします

八筒:麻雀王国が上家に対して危険な理由は何でしょう?

ピンズの染めならば
あの巡目まで四索:麻雀王国が残っているのはおかしいですし

トイトイであったとしても
他にもトイツ候補はあると思います。

役牌がほとんど切れているので
カンチャン、ペンチャン待ちも当たりにくい牌ですし

五筒:麻雀王国ポンですので両面待ちには当たりにくい。
何より上家はテンパイしているとも限ら
現役麻雀プロがガチで「天鳳位」を目指すブログマガジン

このブログマガジンは、オンラインネット麻雀「天鳳」の最高峰である「天鳳位」を、現役のAリーガープロ雀士である私こと木原浩一が、本気で目指し日々奮闘する様を描いた自戦記、「天鳳」の実戦譜を使った戦術論、麻雀に関するコラム&エッセイ等を、思いつくままに徒然と更新していくものです。

著者イメージ

木原 浩一

1972年2月4日生、北海道出身。日本プロ麻雀協会Aリーグ所属。 【著者プロフィール】 http://ch.nicovideo.jp/kihara/blomaga/ar818009 【獲得タイトル】 第14期雀王・第8期最高位戦クラシック 【Blog】 麻雀荘メンバー語録version2.0 http://blog.livedoor.jp/aladdinchance1000/

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