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1月11日の十段坂 東1局より
に無反応。次巡に
チー。打
は2枚切れの牌。ドラのアンカンは5巡目だった。
リャンシャンテンからのアンカンの頻度や、安全牌候補の
の打ち出し。
もうテンパイとして見てもいいでしょう。
もちろんテンパイしていないかもしれませんが、相手はドラのアンカンです。
打点的に警戒して然るべきですね。
そもそも現状は自分の手牌と見合っていませんし。

「え?押すの??」
いえ、これは完全安全牌です。
これだけの情報量です。ある程度わかることがあります。
ベタオリを決め込む前に、余剰牌候補の危険度くらいは事前に考えてあるのです。
もしこの
が放銃だとしたら、相手はどの形から鳴いたのでしょうか?
これが読みの基本となる考え方です。
case1・ ![]()
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から
チー
case2・ ![]()
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から
チー
case3・ ![]()
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から
チー
case4・ ![]()
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から
チー
一瞬で思い浮かぶようになるまで何度も何度も反復しましょう。
これらはいわゆるくっつきテンパイという形です。だとすると
5巡目に打
。![]()
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から
を残すことはありませんので
一番上の形は完全に否定されます。(暗転の牌はツモ切りです)![]()
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→ 打
? 完全に矛盾している
※
は雀頭![]()
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→ 打
? だいたい打
じゃね? ![]()
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→ 打
? だいたい打
じゃね?
※
は雀頭![]()
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→ 打
? だいたい打
じゃね?
はどうでしょう?
アンカンとはいえ、どうしても和了りたいのに![]()
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から
のくっつきを嫌って
を残す?これもあまり考えられません。![]()
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→ 打
? だいたい打
じゃね?
※
は雀頭
同様に![]()
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から鳴いた牌姿も考えられませんので
将来的に
もほぼ安全と言えましょう。
唯一![]()
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から鳴いた形が想定されますが
これも僕の7巡目に打った
で否定されます。![]()
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僕が打った
をポンしてテンパイに取るよね?
※
は雀頭
この形から
が出てポンテンが取れるのなら絶対に鳴きますよね?
とか
のシャンポン待ちも、第1打
から考えにくいです。
よって、ピンズは完全に独立したターツであることは確定です。
どうですか?2枚切れの
を手出ししただけでもこれだけのことがわかるのです。
ピンズなんて放銃しようがありません。ドヤ顔で堂々と切りましょう!