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M5 iPad Proの実機が流出、レビュー動画が公開。おそロシア…

CPUはシングルコア性能で約10%、マルチコア性能で約15%の向上。GPUは約35%の大幅な向上

M5ーiPadProーLEAK

M5チップ搭載iPad Proの実機リーク動画が公開され、未発表の新型モデルが詳細にわたって暴露された。ロシア系YouTubeチャンネルWylsacomが投稿したこの動画は、Apple未発表のM5チップとiPad Proを同時に披露する世界初を2つ含む”ダブルエクスクルーシブ”な内容となっている。

ここで突然、皆さんに質問だ。トップ画像にあるこの男性、どこかで見たことはないだろうか。

実はこの男性、過去にM4 MacBook Proの実機を入手し、レビューを公開している。おそらく今回もロシアのブラックマーケットに端末が流出し、何かしらの形で入手したものと思われる。リークされたのは13インチiPad ProでM5チップ、256GB容量、スペースブラックカラーの構成だ。

筐体デザインは完全据え置き

動画によると、新型M5 iPad ProのアルミニウムシャシーはM4世代と何も変わっていない。カメラ構成もメインカメラ、フロントカメラともにM4世代と同一で、iPhone 17シリーズのようなセンターフレームカメラは採用されていない。

一部では2つ目のフロントカメラを搭載するとの情報があるが、動画からは確認できていない。

興味深いのは、このサンプル機では背面から「iPad Pro」や「Designed by Apple in California」などの刻印が一切削除されていることだ。製品化に向けた最終段階での仕様変更の可能性もあるが、Appleのデザイン方針の転換を示唆する変更として注目される。

付属の電源アダプターは20Wにとどまっている。アクセサリ互換性に関しては、旧世代のFolioケースやキーボードが完全に適合することが確認された。バッテリー製造日が2025年8月となっており、製品化に向けた準備が最終段階にあることが読み取れる。

M5チップの性能向上は控えめ

動画で実施されたベンチマークテストによると、M5チップはM4に比べてシングルコア性能で約10%、マルチコア性能で約15%の向上にとどまっている。CPU構成はM4と同様で、3つの高性能コアと6つの効率コアを持つ9コア設計を維持する。唯一の構造的変更として、L2キャッシュが4MBから6MBに増量されている。

一方でGPU性能は約35%の大幅な向上を実現しており、グラフィック処理能力での飛躍的な進化が確認できた。256GB構成ではRAM容量が12GBに増量されており、M4チップ搭載モデルの8GBから50%向上している点も評価できる。

iPadOS 26との組み合わせで真価を発揮できるのか

iPad ProにM5チップを載せることを「過剰」と指摘する声が出てくることは目に見えているが、iPadOS 26の劇的な”Macライク”な進化により、iPad Proをコンピューターのように使える人は増える可能性がある。iPhoneカメラの劇的な進化により、撮影した写真や動画をiPadで編集したい人が増えるとすれば、M5チップのパフォーマンス向上は喜ばれるのではないだろうか。

Appleは10月にも新製品発表イベントを開催するとされており、M5 iPad Proが披露される可能性が高い。

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更新日2025年10月01日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:706468)

    なんで生産工場があるわけでもないのにロシアで
    KGBの元工作員か何か?

  2. 通りすがりの読者(コメントID:706466)

    数字をそのまま信じるなら、CPU性能(マルチ)はM3 ProかM2 Max、GPUはM2 Pro相当といったところ。
    (Max系はGPUが優秀なのでまだM1 Maxは超えないあたり)
    もちろんベンチがそのままアプリの実性能になるわけでもないけど。

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