

アップルが毎年秋にまとめて発表してきたiPhoneの新モデルを、今後は分割して投入する方針だと伝えられている──。
AppleのiPhoneラインアップ。ブルームバーグによれば、今後は新モデルの登場頻度が増える見通しだ。(James Martin/CNET)
毎年恒例となっているiPhoneの新モデル発表だが、そのスケジュールに大きな変更が加わる可能性がある。ブルームバーグのニュースレター「Power On」が伝えたところによると、アップルは2026年から新型iPhoneを“年2回の発表”に切り替える計画だという。
同レポートでは、アップルは従来どおり秋にハイエンドの「iPhone 18」シリーズを投入し、その中には噂されてきた折りたたみ式モデルも含まれるとされている。一方、「iPhone 18e」や「iPhone Air」などのベーシックなラインは発売時期をずらし、約半年後の2027年春に登場する見込みだ。
「Power On」を執筆するMark Gurman氏は、この発表時期の分散によって、アップルはマーケティングや開発リソース、収益を年間を通して平準化でき、秋の一大イベントに依存しない体制を整えられると指摘する。アップルは記事公開時点でコメントを出していない。
iPhone 17や2025年版のiPhone Airが登場する前から、同社が発表サイクルを見直すのではないかという観測はあったが、今回のニュースレターではより具体的な戦略が示された。また、新しいAirモデルが「17」を冠さなかったのは、毎年のナンバリングに縛られない独立したラインとして扱う狙いがあったためだという。
さらにアップルは今後、iPhone Airや折りたたみモデルに加え、湾曲ディスプレイや画面下フロントカメラを備えた全く新しい最上位モデルなど、ラインアップの多様化を進めるとみられている。2027年の投入が予想されるこの最上位モデルは、従来とは異なる“新世代のiPhone”として展開される可能性が高い。
Amazonで現在開催中のセールを見るAmazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「戦えるデータ基盤」の条件
そのAI、精度の低いデータで動かしてない?
顧客DBの落とし穴と成果につながる整備
プライバシーを守って空間を変える
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
【独占】生成AI勃興でリストラ敢行 巨額調達ダイニーが人材削減に踏み切った理由
【独占】みずほFG傘下の道を選んだUPSIDER宮城社長インタビュー 「スイングバイIPO当然目指す」
メルカリが「2四半期連続のMAU減少」を恐れない理由--日本事業責任者が語る【インタビュー】
なぜPayPayは他のスマホ決済を圧倒できたのか--「やり方はADSLの時と同じ」とは
AIが通訳するから英語学習は今後「オワコン」?--スピークバディCEOの見方は
パラマウントベッド、100人の若手が浮き彫りにした課題からCVCが誕生
野村不動産グループが浜松町に本社を「移転する前」に実施した「トライアルオフィス」とは
「ChatGPT Search」の衝撃--Chromeの検索窓がデフォルトで「ChatGPT」に
「S.RIDE」が目指す「タクシーが捕まる世界」--タクシー配車のエスライド、ビジネス向け好調
物流の現場でデータドリブンな文化を創る--「2024年問題」に向け、大和物流が挑む効率化とは
「ビットコイン」に資産性はあるのか--積立サービスを始めたメルカリ、担当CEOに聞いた
培養肉の課題は多大なコスト--うなぎ開発のForsea Foodsに聞く商品化までの道のり
過去の歴史から学ぶ持続可能な事業とは--陽と人と日本郵政グループ、農業と物流の課題解決へ
通信品質対策にHAPS、銀行にdポイント--6月就任のNTTドコモ新社長、前田氏に聞く
「代理店でもコンサルでもない」I&COが企業の課題を解決する