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レア車だらけ! 高級車ディーラー「コーンズ」主催のオーナーズイベントに潜入

NOV. 10, 2025 08:00
Text : 原アキラ
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フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ロールス・ロイス、ベントレー、シンガー・ヴィークル・デザイン6ブランドが一堂に会したコーンズ・モータース主催のオーナーズイベント「コーンズ・デイ2025」を訪問。レア車だらけの会場を取材し、参加者らの話を聞いてみた。

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    早朝から駐車場に並べられたポルシェ「911ダカール」(右)やランボルギーニ「レヴエルト」などの販売車両たち(本稿の写真は撮影:原アキラ)

スーパーカーと超高級車のオンパレード

会場となった富士スピードウェイのパドック駐車場には、早朝から誰もが知るスーパーカー達が並んだ。現代フェラーリのアイコン的モデルになった「F40」「F50」「288GTO」をはじめ、ランボルギーニは「カウンタック」、ポルシェは「959」「930ターボ」というビッグスター達だ。

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    駐車場に向かうポルシェ「959」(前)の後ろにはフェラーリ「288GTO」の姿が

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子
  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    フェラーリ「F50」も姿を現した

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    ポルシェといえば「930ターボ」が代表格

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    ランボ・カウンタック、フェラーリF50、ポルシェ930ターボが居並ぶ圧巻の光景

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    カウンタックの後ろ姿

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    F40の後ろ姿

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    F50の後ろ姿

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    288GTOの後ろ姿

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    レッド&ゴールド2トーンのランボルギーニの特別仕様車「アヴェンタドール・ミウラオマージュ」

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    ピット裏の駐車スペースを埋めるフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェなどのオーナー車両たち

ピット2階にあるクリスタルルーム内には、発表されたばかりのフェラーリ「849テスタロッサ」をはじめ、ランボルギーニ「テメラリオ」、ベントレー「ベンティガS ブラックエディション」などの最新モデルが展示された。外ではロールスロイス「ブラックバッジ・スペクター」が試乗車として用意されたり、値札付きのポルシェ「911ダカール」やランボルギーニ「レヴエルト」などが並べられたりしていた。ピット内に入ってみると、「シンガー・オーナーズ・ガレージ」として、国内の希少なシンガー車が一堂に会する場面も。もう、どこを見ても目移りする、とんでもない光景だ。

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    ピット内のシンガー・オーナーズ・ガレージに向かうため、2台のシンガーが到着

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    ロールスロイス「ブラックバッジ・スペクター」

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    コーンズデイ2025の会場の様子

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    ポルシェ911ダカールなどの販売車両達

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    クリスタルルーム内に展示されたフェラーリ「849テスタロッサ」

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    同じくランボルギーニ「テメラリオ」

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    同じくベントレー「ベンティガS ブラックエディション」

参加者はどんな人? 話を聞いてみた

参加者の皆さんに話を聞いてみた。

F40とF50をじっくりと眺めていた東京からの来場者さんは、「3年前に買ったフェラーリ488スパイダーを持っていますが、普段は軽自動車にも乗っています。フェラーリはエンジン音とかフィーリングに、その金額を出した以上の価値があって、皆さんが高いお金を支払って手に入れていらっしゃるのは、やっぱりこのことなんだ、と感じています。488の前は430のスパイダー、その前は911に乗ってました」とのこと。そして「私も運転しますが、フェラーリは横に乗る方がかっこいい」とおっしゃるのは奥様だ。

茨城から来ています、とおっしゃる女性は、ご主人がブラックのフェラーリ「ポルトフィーノ」に乗っていて、話を伺った時はちょうどサーキットを体験走行中だった。

「昨年末に納車されたポルトフィーノについては、主人はとても乗りやすいクルマだといっています。こうしたイベントに参加した時は、オープンにして乗って来れるのでとても気持ちいいです。私は普段はミニクーパーに乗っていて、フェラーリの時は助手席に乗ります。その前は赤のF12ベルリネッタでした」

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子
  • 「コーンズ・デイ2025」の様子
  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    スポーツ走行にためピットを飛び出すポルシェ、フェラーリの各モデル

ランボルギーニの伝説の名車「ミウラ」の誕生50周年を記念した特別仕様車「アヴェンタドール・ミウラオマージュ」に乗ってきた地元「富士山」ナンバーのオーナーさんは、9年前にフェラーリ458から乗り換えたという。

「世界で50台の限定モデルを売っていただけること自体、やっぱりコーンズはすごいな、と。そしてアフターサービスもとても手厚い。こうしたレベルの高いパーティーやツーリングがあるので、コーンズで手に入れて良かったと思ってます」

クルマ自体に関しては「シングルクラッチなのでシフトショックが大きくて、スポーツ走行が好きな方はOKでしょうけれど、一緒に乗る妻にとってはちょっと、という感じかもしれません」と笑う。

ポルシェ911 リイマジンドバイSingerを駆る東京からのオーナーさんは、「手に入れたのは1年半くらい前のこと。今のところほぼ毎日乗っていて、通勤とか、コンビニに行く時にも使います。低速で走っても高速で走ってもすごくいいフィーリングが伝わってきて、本当にデイリーユースまで可能なクルマです」という。「昨日はシンガーのプライベートセッションがあって、初めてサーキットで全開走行できました。タイヤが温まっていないとグリップが弱いなどシビアですが、音と速さ、あとは室内にわずかに漂うガソリンの匂いなどが五感でしっかりと感じられて、ノーマル911とは全く別物だということがよくわかりました」とクールに語ってくれた。

今年のイベントでは、シンガー・ヴィークル・デザインによる世界限定100台の「ポルシェ911カレラクーペ リイマジンドby Singer」が日本初公開されたのもニュース。同社の創業者兼会長であるロブ・ディキンソン氏がマシンの説明を行い、国際自動車デザイナーの中村史郎氏らとトークショーを行った。

また、イベント恒例のサーキット走行プログラムでは、上級者30台によるフリー・スポーツ走行(20分間)のほか、先導車付きのアクティブ走行(20分)が上級者と中・初級者に分かれて、また初心者によるファミリー走行も行われた。

さらに、約200台の参加車両によるパレードランも実施。今年の主役である3台のシンガーを先導役として、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ロールス・ロイス、ベントレーが隊列を組んでサーキットを走行する姿は圧巻の一言。コーンズの顧客になったことでハイクラスのイベントに参加することができ、結果的にオーナー達を満足させる結果につながっていることがよく分かった。

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    先頭車両のポルシェ911リイマジンドバイSingerをドライブするのはシンガーのチーフドライバーであるマリーノ・フランキッティ氏だ

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    約200台のスーパカーや超高級車が隊列を組んでパレードした

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    パレードランの参加車両をバックに記念撮影するシンガーのロブ・ディキンソン氏(中央)ら同社スタッフ

  • 「コーンズ・デイ2025」の様子
  • 「コーンズ・デイ2025」の様子
  • 「コーンズ・デイ2025」の様子

    イベントで日本初披露されたポルシェ911カレラクーペ リイマジンドby Singerの外装、内装とフラット6エンジン


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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