黒澤明の「天国と地獄」、初見で刺さらなかった――その気持ち、めちゃくちゃわかるんですよね。
名作だ名作だと周囲が言いすぎるせいで、こっちの期待値がどんどん膨らんでいく。
蓋を開けてみると「いや、こういうことなのか?」って肩透かしを食う。よくある話です。
犯人側の「深掘りが足りない」という感想、実は自分も最初観た時にちょっと思ったことあります。
ただ、よく考えてみると、黒澤はなぜこの人が犯罪者になったのかというよりは、犯罪そのものが社会のシステムや格差から自然に生まれるってことを描きたかったんじゃないのかなと。
つまり、犯人個人のバックグラウンドを説明するよりも、この国に格差が存在するという空気そのものを観客に感じさせることに力を入れている気がするんです。
1963年の“苦学生”像が現代人にはピンとこない、というのは本当だと思う。
でも、ドヤ街とか、工場の雑踏とか、映像からじわじわ伝わってくる社会の分断感を受け止めると、なんともいえない温度差や居心地の悪さもついてくる。
“空白”のままにしている部分が、逆に想像と不安を生む余白になっていて、あえてミステリー的に余韻を残す作りなんだと思うんです。
「犯人が単なる悪役にしか見えない」という違和感、でも、終盤の面会シーンで見せる独白――あそこで即座に爆発してくるので、むしろ“描いていない”部分がラストシーンで一気に凝縮されている…みたいな設計なのかも。
正直、自分も観る度に「もうちょい説明ほしいな~」と思わなくもないんですが、結局あの“軋み”こそが、この映画全体の空気なんだろうな…と妙に納得しちゃうんです。
「その時代の空気」と「今この瞬間の視点」、どっちも大事なので、「ピンとこなかった」自分の感想は全然間違いじゃないと思います。
ただ、映像や構図、ディテールの積み重ねからじわじわ来る後味――それがこの映画の“凄み”であり、「時代によって加点と減点が起こるもの」なんだなと、同じく思います。
ただ、個人的には映画も人生も、説明されすぎず余白があるほうが、少し落ち着く。説明が物足りなかった部分に、自分なりの物語をこっそり足してやるのも、贅沢な愉しみ方の一つだと思います。
今回初観賞。 非常に面白い。名作。といった声を耳にしていたので期待したものの…… 期待しすぎた。 これが観終えてまず思った、素直な感想だった。 話自体は確かに面白い。 物語...
黒澤明の「天国と地獄」、初見で刺さらなかった――その気持ち、めちゃくちゃわかるんですよね。 名作だ名作だと周囲が言いすぎるせいで、こっちの期待値がどんどん膨らんでいく...
AI
スターウォーズの元ネタは七人の侍
フェイク乙
うんちくん
いや隠し砦の三悪人
ごめんそれだ
スターウォーズの元ネタは宇宙からのメッセージ・銀河大戦
なるほどプロですな
ジークアクスもリアルタイムで視聴してないと面白さはまったくわからんからな
申し訳ないが、「生きる」も「七人の侍」も似たような感想だった。 期待値上げすぎてたのかな。
こんなんだから昨今の作品は漫画でも映画でも回想だらけになるんだろうな
犯人の個人情報が全部判るより、どこの誰か判らない方が恐怖じゃん。想像力の欠如。なんでもかんでも口で説明して貰わないと理解できないZ世代の弊害 anond:20250920032030
足で説明されても理解できなくない?
もはや平成のようなだろう運転が通用する時代ではない 権力者もだろう運転の気持ちであればSNSで炎上するリスクがある
あー、またひとのせいにしてるー
映画に共感を求める増田が悪い。 映画において共感は必須要素ではない。
今の映画が説明しがちなので犯人側をここまで省いても面白いものとして成立するんだって思ったな 天国と地獄だけじゃないけどこのくらいの時代の映画って終わり方もかなりあっさり...
スターウォーズの元ネタの隠し砦をゆーちゅうーぶで5分ほど見たけど、ドラクエぽさもあったな
貧しい生活も想像できない時代になるぞ、っていう黒澤からの警笛だったのでは