冬のキャンプが好きだ。
寒いが、空気が澄んでいる。
見上げれば夜空に星が輝き、静寂の中。
左手に酒を持って、右手にスマホ。
スマホに映る景色は『精神現象学』
焚き火を前に、昔の思想に想いを馳せる。
パチパチパチ、パチパチパチ。
炎の爆ぜる音。太古の音楽
焚火をしながら思想に沈む。ゆったりと。
ゆっくり読み進める。ワンセンテンス。意味を噛み締めながら。
ぐびりと酒を一口、飲み込んだ。体の中がじんと熱くなる。
それは思想も同じ。
文字を読みながら、体が熱を帯びはじめる。
酩酊した時間が心地よい。
じんわりと、自分が溶けるような感覚
時間が消滅したように
一体化するように
このときばかりは、自分は不死になる
Permalink | 記事への反応(2) | 20:30
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どれだけ内面で楽しんでも結局はどこかに思いを出して共感なり反応が欲しくなるのはやはりネット世代か
ロールプレイなんだろう
👦外で寝るだけのことがなんでそんなに偉かったりカッコよかったりするんだろう