5,000円台でハイエンド機の背中を追える。Keychron B1 Pro、コスパの王

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5,000円台でハイエンド機の背中を追える。Keychron B1 Pro、コスパの王
Image: Amazon

これもいいよ!って指が言っている。

僕、キーボードには「凹み」が欲しい人。一度、ロジクールのハイエンドモデル「MX Keys mini」を使ったら、それ以来指が凹んでるキーじゃないと嫌!と拒否するようになってしまったので、やむなくMX Keys miniを2台買いました。

でも、ハイエンドであるがゆえ、ちょっと高い(セールでも平気で1万超え…)なんですよね。

とは言え指の意見は無視できないし、もう1台サブキーボードが欲しいとなって悶絶していたのですが、いい候補があったんです。

Keychron B1 Pro」です。えっ? MX Keys miniそっくりじゃないかって? そう!

似た顔しているんですけど、こいつなら5,544円とカジュアルに手が出せるお値段なんですよ! …買いました!

MX Keys miniユーザーが伝える、リアルなインプレッション

と入っても、MX Keys miniの方がいいんでしょう?

みたいに思われるかもしれません。それはそうよ! だって2倍以上高いんだもの。でも、サイズや使用感に関しては違和感少なく馴染めるモデルって感じましたね。

MX Keys miniと比べた使用感の違いをまとめておきます。

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Photo: 小暮ひさのり

・パッと見は「MX Keys mini」のそっくりさん

・キーレイアウト、フットプリントにほぼ違和感なし

・キートップの丸い凹みを再現(いいの?)

・凹みは若干浅めで、指の腹へのフィット感はMX Keys miniの方が上

・打鍵感もMX Keys miniのほうが気持ちいい

・背はMX Keys miniより低くて傾斜は緩やか

・バックライトなし、キー刻印は一般的なシルクスクリーン印刷、

・接続はBluetooth(3台切り替え)、2.4GHz(ドングル付き)、USB有線での3接続方式に対応

・WindowsとMacのキーレイアウトもスイッチで切り替え

・オンボードメモリによるキーリマップやマクロに対応

って感じです。

純粋なスペック勝負だと殴り合いにすらならなくて、入力感も違います。

でも、キーレイアウトが同じなので、僕は一瞬で慣れました。ここがやっぱ重要で、キーボードに慣れるまでって運指がうまく行かずにミスタイプも増えると思うのですが、MX Keys mini → Keychron B1 Proへの乗り換えでは、それがほとんど起こりませんでした

サブキーボードとしては本当に優秀なそっくりさんかなって。

ちなみに、オンボードメモリのキーリマップに対応しているのが、ちょっとギークでうれしいところ。入力感こそ違いますが、しっかりとメインキーボードを張れる実力があるモデルですよ。

コンパクトで、薄型で、シンプルで、ちょっとカスタマイズ性のあるキーボードが欲しい!

といったニーズもちゃんと満たしてくれます。このキーボード、ほんっとコスパ良ッ。

Source: Amazon