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昔から、小さな頃から部屋を暗くして寝るのが苦手だった。 いつからだったろうか。 窓のカーテンを開け... 昔から、小さな頃から部屋を暗くして寝るのが苦手だった。 いつからだったろうか。 窓のカーテンを開けば外の豪奢な灯りが一面に飛び込んでくるような所に来たのは。 出来るだけ部屋は暗くしている。そうしたほうが、動く者の姿がよく目に入るから。 モニターは三台。dvdも三台。 横一列に並んでる。 流すのは常に映画。でも何を流すかまでは決めていない。 帰宅後、家に足を踏み入れると音が聞こえる。 トントン、というものかもしれない。ドシュン、ドシュンとレーザーを飛ばす音かもしれない。 映画は暗闇の中で流れ続け、誰もない観客に映像を提供し続けている。 ひと段落ついて特等席のソファに座り、モニター三台が目の前に来る。 睡眠導入剤を温めたコンビニ弁当と共に胃に流し、ふわっと意識が次第に上昇してくるのを感じ得る。 それは意識が睡眠と覚醒の狭間を彷徨ているような感覚で、眠りに落ちる手前の崖に突っ立ち、そこで下を眺め