「Windows 11」では、設定項目が「設定」アプリと「コントロールパネル」に分散しており、全てのオプションにアクセスするのは容易ではない。こうした煩雑さを解消する手段として、「God Mode(ゴッドモード)」と呼ばれる特殊なフォルダーを利用する方法がある。
このGod Modeを設定することで、バックアップと復元、カラー管理、デバイスとプリンター、簡単操作、ファイル履歴、マウス、電源オプション、プログラムと機能、セキュリティとメンテナンス、音声認識、トラブルシューティング、ユーザーアカウントなど、「Windows」の主要な設定項目を一画面で確認できるようになる。
God Modeは、Windowsの詳細設定を管理・調整したい上級ユーザーや開発者にとって特に有用であるが、全てのコマンドを一括で確認したい一般ユーザーにも便利な機能である。Microsoftがスタートメニューから「コントロールパネル」へのショートカットを廃止した現在、God Modeはその代替手段として、コントロールパネルの主要機能やアプレットに迅速にアクセスする方法となっている。
ここでは、Windows 11でのGod Modeの設定手順について解説する。


