料理は好きだし、魚もよく焼くほうだ。特に好きなのはサバとブリとシャケ。いずれもフライパンにクックパー(クッキングシート)を敷いて焼いている。


そう、基本、グリルは使わない。それはなぜか?


8年前の出来事がきっかけで、グリルで魚を焼くのが怖くなってしまったのだ。特に秋刀魚(サンマ)にいたっては、フライパンですら焼いていない。


一体全体、8年前、どんなトラウマがあったのかというと……

炭火的な器具でサンマを焼いたら、煙モクモクで大変なことになったのである。それはもう、傍目から見たら「火事?」と思われるくらいに。曇りの日で助かった。


不幸中の幸いなことに、室内ではなくベランダで焼いたので、部屋の中は無事だった(部屋で焼いてたら確実に火災報知器が作動してたレベル)。


しかし、ベランダの壁は、しばらくの間、焼き魚の香りがこびりついていた。サンマの煙ってのは、ここまで強烈なものなのか……と。


〜そして8年が経過した〜



今年はサンマが安いという。サンマ食べたい。でも煙が……ということで、調べまくったところ、煙モクモクの原因は「油(脂)が燃焼・気化するため」であることがわかった。


ちなみにウチの魚焼きグリルは「水無しタイプ(水を張らなくても良いタイプ)」。技術の進歩により受け皿に油が落ちても燃えないらしいが……それでもやっぱり不安である。


・イイもん見つけた!

そこで、Amazonで爆発的な高評価を得ていた魚焼グリルトレー(1022円)をポチっと購入。湾曲している本体により、余計な油も落ちるうえ、掃除も楽なのだとか。


さらに「皮はパリッ! 身はふわっ! 焼き魚が好きになる。」とも書いてある。あの網を洗わなくてもよくなるだけでもありがたいのに、美味しくなるとか最高やん。


ということで、前置きが長くなりまくってしまったが、安売りのサンマを買ってきて、魚焼グリルトレーの上に置き、


そのままグリルへ入れてスイッチON……


ボワッ


…………。


(当たり前かもしれないが)煙が出ない!


しかも、


魚焼いてます臭も、ほぼ感じない!


かくしてサンマはいい感じに焼けた。そこまで脂の乗ったサンマではなかったこともあり、魚焼グリルトレーの周りの窪みに油が溜まってるという現象は確認できなかったが、仕上がりとしては上出来だろう。


そして、いざ食べてみると……


メチャメチャうまいっす……!


「皮はパリッ!」ってほどパリっとしていないが、「身はふわっ!」は確かに感じたし、今後はクックパーでなくても、この魚焼グリルトレーで魚を焼くのも良いかもな……。


ていうか、もっと今年、サンマを食べておけばよかった……と少し後悔。しかし今もまだサンマは売ってるので、短期集中的に食べておこうと思っている。



ちなみに洗うのは、この魚焼グリルトレーだけなので、


魚焼きグリルはピカピカのまま。掃除が圧倒的に楽になった! こりゃイイもん買った気がする。今後は、魚だけではなく、肉やモチなども焼いてみたい。


参考リンク:アイメディア 魚焼グリルトレー(Amazon)(楽天市場
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼もう1尾のサンマはお弁当にしました!