新聞社コラム
天鐘(11月28日)
八戸市美術館でこの夏開かれた「ポケモン×工芸展」は大勢の親子連れでにぎわった。人気アニメがテーマだから子どもが喜ぶだろう―と考えていたが、期間中に会場をのぞいたら予想外の光景を目にした▼親、特に母親の ...
11時10分

談話室
▼▽ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーン、米国を代表する2大スターが共演したパニック映画の名作を想起せずにいられない。炎に包まれる高層ビルは「タワーリング・インフェルノ」の惨劇そのものだった。 ...
11時10分

<卓上四季>そびえ立つ火炎地獄
米サンフランシスコにそびえる138階建ての超高層ビルが落成した。お披露目パーティーのさなか、階下の電気配線から出火する。猛烈な火災が上へ上へと延焼し、逃げ場を失った人々はパニックに陥る…▼半世紀前に大 ...
11時10分

【いばらき春秋】
浄土真宗の開祖である親鸞は1214年から約20年、稲田草庵(現笠間市の西念寺)を拠点として、関東地方への布教活動を行ったことで知られる▼草庵は、わらやかやで屋根をふいた質素で小さな家を指す。県内には稲 ...
11時10分

天高く…
野山の実りで食卓がにぎわう季節になると、「天高く馬肥ゆる秋」という枕ことばを耳にする。もともと中国・唐の時代の詩に由来するという。その意味するところは「外敵の侵入に備えよ」と、ちょっと物騒である◆中国 ...
10時10分

特撮の神様、殿堂入り
カラフルなヒーローが仲間と力を合わせ、巨大ロボットを操り敵に立 ...
10時10分

高市首相の「そんなこと」四季風(宇)
耳を疑ったというか、忘れてなるものか、とメモした。おとといの党首討論、高市早苗首相の「そんなことより…」にあきれた▼広辞苑では連体詞「そんな」は「そのような、さような」。日本語大辞典では用例として「そ ...
10時10分

小社会我田引水
作家の司馬遼太郎さんが50年以上前の本紙で、高知の県民性を語っている。「土佐人の最大の魅力は私心の薄さですね」。私よりも公的なものへの興奮、天下国家へのサービスを好むという。例えば、と話は続く。「これ ...
10時10分

[地軸]流行語
税関が発足したのは1872年のきょう。前身の「運上 ...
10時10分

大自在(11月28日)犯罪被害
「世間では毎日のように事件が発生し、いつの間にか記憶から遠のいていく。そこには、苦しみを抱えたまま必死に生き続けている人がいる」―。2001年に大阪教育大付属池田小の無差別殺傷事件で長女を亡くした本郷 ...
10時10分

中日春秋
<これがどうならうと、あれがどうならうと、そんなことはどうでもいいのだ。これがどういふことであらうと、それがどういふことであらうと、そんなことはなほさらどうだつていいのだ。人には自恃(じじ)があればよ ...
10時10分

北斗星(11月28日付)
プロへの道を諦められない。もっと技術を磨きたい―。そう思う若い選手たちにとって「夢をつなぐ場所」にもなっている。四国や関西、北海道など全国に幾つかある野球の「独立リーグ」である。いつかプロ野球のドラ ...
09時41分

総理と「総理」の討論
敬意を込めて-のことらしい。国会や中央省庁では、首相経験者を退任後も「○○総理」と呼ぶそうだ。一昨日の党首討論でも高市早苗首相は立憲民主党の野田佳彦代表を「野田総理」と呼んだ。2人は松下政経塾の同窓 ...
09時40分

声(11月28日)
「翳りゆく部屋」「卒業写真」「ひこうき雲」…。松任谷由実さんの人気は色あせない。デビューは半世紀前。少し鼻にかかったような独特な歌唱でファンを魅了し続けてきた▼彼女の魅惑の声は、微妙に移り変わっても ...
09時07分

ノウフクの日
11月を意味する英語「ノーベンバー」と29日の「フク」の語呂合わせで、11月29日は「ノウフク ...
08時00分

減る岡山県内の研修医
画材店の店主と、額縁を求めに来た客のやりとりである。「油絵ですね」「いや。墨で書いたものだ」「どのくらいのお値段のお品をお入れになるのですか」「ざっと1億円以上」「たいへんな物ですなあ」「息子がよう ...
08時00分

遅まきの「答え合わせ」
ハラスメントを謝る記者会見の映像が流れるたび、浮かぶ歌詞がある。♬あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ…。年末の紅白歌合戦にも出たバンド、RADWIMPS(ラッドウィンプス)の曲「正解」の一 ...
07時00分

長老の「鳥にでも訴えさせよう... (11/28)
長老の「鳥にでも訴えさせようか」との嘆きが発端だった。アマミノクロウサギやルリカケスなどの野生生物を原告に加え、奄美大島でのゴルフ場開発中止に向けて1995年に提起された日本初の「自然の権利訴訟」だ ...
06時30分

11月28日の日報抄(朗読付き:燕三条エフエム)
風の怖さを思い知る。大分市佐賀関の約180棟を焼いてしまった火の勢いは恐ろしく、1・4キロ離れた島にまで飛び火した。大分県知事が言うように、強風がもたらした自然災害である
▼9年前の糸魚川は強い南 ...
06時10分

わが国初の遣隋使となる小野妹子が、60…
わが国初の遣隋使となる小野妹子が、607年に国書を運んだが、そこには「日出処(ひいずるところ)の天子」が「没する処の天子」とあった。
教科書で学んだあまりにも有名な話だ。推古天皇の摂政である聖徳 ...
06時00分
















