中国の日本人学校、年度内にスクールバスに警備員配置…深圳の男児刺殺で前倒し

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 外務省は、中国にある日本人学校のスクールバスへの警備員の配置時期について、当初の来年4月から今年度内へと前倒しする方針を固めた。中国国内で日本人の児童らを狙った事件が相次いでいることを踏まえ、今年度補正予算案に関連費用を計上する。

中国広東省の深圳日本人学校で通学のための車両が入る中、警戒する治安要員ら(10月17日)
中国広東省の深圳日本人学校で通学のための車両が入る中、警戒する治安要員ら(10月17日)

 警備員配置の関連費用は、今年6月に中国江蘇省蘇州市で日本人母子らが襲われた事件を受け、来年度予算の概算要求に盛り込まれていた。その後、9月にも広東省深圳市で登校中の男児が刺されて亡くなる事件が起こったため、配置を前倒しした。

 補正予算案には、スクールバスとは別に、日本人学校周辺に警備員を配置する費用も計上する。現在、深圳の事件を受けて学校ごとに最大6人の警備員が緊急配置されており、この措置を継続させる。

 中国国内には、12校の日本人学校がある。

国際ニュースを英語で読む
スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
速報ニュースを読む 「国際」の最新記事一覧
注目ニュースランキングをみる
記事に関する報告
6041969 0 国際 2024/11/25 09:40:00 2024/11/25 09:40:00 2024/11/25 09:40:00 /media/2024/11/20241125-OYT1I50025-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

おすすめ特集・連載

読売新聞購読申し込みバナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)