(以下、「タッチ」のネタバレを含む。ネタバレといっても、ポートピア連続殺人事件の犯人なみに知られていることなので、気にする必要もないのだろうが。このタイトル+冒頭の注釈だけなら、ネタバレにはなっていないと思う)
https://kaien.hatenablog.com/entry/2023/07/21/181247
が面白かった。
それと同時に、長年の疑問を思い出したので、書いてみたい。
「タッチ」で描かれているキャラクターの位置づけは、まさに↑の通りで、
天才ちゃんの南と(ただ、ピンチヒッターで出た新体操の大会で、優勝寸前までいくというのは、作者は新体操なめてんだろ、とは思った)
努力家で、南から本当に欲しい思いをもらえないことにうすうす気付いている和也なら、
漫画家によっては、同じキャラ設定でも、達也を殺して、和也(と南)に達也を乗り越えさせて結ばれるというストーリーを選んだんじゃないだろうか。
吾峠呼世晴とか、押見修造とか、井上雄彦なら、達也を殺しそう。
誰なら達也を殺すだろうか?
(20250429追記)
「タッチ」南ちゃんが新体操より野球部マネージャーを選ぶのは「自分で輝ける女性がそれを犠牲にして男性に尽くす」との当時の理想像が描かれたのでは?…という指摘 - posfie
これを読んで、そういや、自分もちょっとだけタッチについて書いていたな、と読み返しにきて、kaien氏のリンクを踏んだら移転していたので、張り直しておく。
なろう作家は達也生かしそうだよな
すごくつまらないことをいうとそもそも別の人、別の時代のあだちがかけば 達也は達也ではなかったわけだ あと漫画の起承転結の転はどうしても大きな転換点なので 「人格が死ぬ(...
まあその場合、野球やってても面白くないから和也がボクシング始めるルートになるのかな
そもそもタッチってあだち兄弟の物語だから。 全く違うタイプの二人の天才肌がお互いをライバルとして認めながらも、「ゆーて俺はそもそもこうは生きられねえな」を抱えて生きてき...