お盆休みの上高地滞在中、ホテルの案内板で2日連続で熊目撃情報が貼ってあった
かといって他に騒いでる人もいなかったのでそのまま歩いてたら、帰り道に機動隊の盾みたいの持ったパトロールの人がいて
「熊いたんですか」 「ええ、いま木の上に」とあっさり返事
帝国ホテルと大正池の中間ぐらいのとこなので、熊がどこに行こうと人間が大勢歩いてる道に出るしかないエリア
その後、特に騒ぎもなく、ただ歩いてると熊出没の貼り紙と、飲食に大行列の人ごみとを交互に眺めながらの2泊3日
自然保護のためそのへんにゴミ捨てるなという注意はそこかしこに書いてあるけど、
こんな軽井沢みたいな感じで大勢でワイワイ飲み食いしてたら管理もギリギリ限界だろう
現地最終日の新聞朝刊でも上高地クマ出没の記事が出てたが、人に慣れちゃって全く逃げないとなってて、もうどうにもならないんだろう
もともと上高地なんてサルも全然逃げないで木道を人間に混じって歩いてるし、
それが良くて人が遊びに来るとこだしね
ほどほどに殺されたり殺したりしながら全面戦争を回避し続けるぐらいしかないんだろうなと思うけど、
そういう緊張感あるグレーな状態を我々は受け入れられるんだろうか