「AIってさ、結局使えないんだよな〜」って話、最近よく聞く。でもこれ、ほんとにAIがダメなんじゃなくて、使い方がズレてるだけなんだよね。
思い出すのは、新卒くんに初めて「会議用の資料まとめといて」って頼んだとき。次の日ドヤ顔で出してきたスライドは、やたらグラフィックは派手だしフォントもこだわってる。だけど数字は去年のまんま、グラフの出典はナシ。パッと見すごそうなのに中身はスカスカで、「おいおい…」ってなった。
AIもこれとそっくり。もっともらしい答えをスラスラ出すから「お、やるじゃん」って思うんだけど、よく見ると根拠が弱かったり情報が古かったりする。信じすぎてそのまま出すと、痛い目みるのはこっち。
じゃあどうするか。新卒くんには「数字は必ず最新」「出典は必ず明記」「最初のページは要点だけ」って指示を細かく変えた。すると徐々に“わかってる資料”を出すようになってきた。AIも同じで、ただ丸投げするんじゃなくて、条件を指定したり直しを入れたりすれば、こっちの期待に近づいてくる。
これもChatGPTに指示して書かせたんだけど。
結局のところ、AIが「使えない」んじゃなくて、こっちが「信じすぎてる」だけ。
うちの新人くんは一週間与えると最初の4日はウソ進捗報告を上げて 5日目に「すみませんまだできてません、ていうか実はほとんど何もやってません」って泣きついてくるタイプやで