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最近、政府の統計データに関する不祥事が相次いで発覚している。これら統計調査はどのように実施される... 最近、政府の統計データに関する不祥事が相次いで発覚している。これら統計調査はどのように実施されるのか、どうして不祥事が頻発しているのか。元官僚の筆者がその背景を解説する。(室伏政策研究室代表、政策コンサルタント 室伏謙一)。 統計に対する信頼が 揺らぎ始めている 「活かせ統計、未来の指針。」 これは10月18日の統計の日に合わせて、1万件弱の応募作品の中から選ばれた、本年度の「統計の日」の標語である。 ところが、その「未来の指針」となるはずの統計に対する信頼が揺らぎ始めている。その原因となっているのは、言うまでもない。ここ数年頻発している統計や調査を巡る不祥事である。 例えば、データ改ざんが発覚した経済産業省の「繊維流通統計」。平成28年12月、回答数を維持するために過去の調査によって得られたデータをそのまま数年に渡って使用していたという。 この統計は、この不祥事を受けて、「本統計調査が実
2019/01/31 リンク