専門的な文章を読むには訓練が必要という当たり前だがあまり知られていないこと｜Colorless Green Ideas

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専門的な文章を読むには訓練が必要という当たり前だがあまり知られていないこと｜Colorless Green Ideas

専門家はお互いにとって理解しやすくするために、専門用語を使って文章を書く。こうした専門的な文章を... 専門家はお互いにとって理解しやすくするために、専門用語を使って文章を書く。こうした専門的な文章を理解するにはしっかりとした訓練が必要である。はじめに西日本新聞のウェブサイトに掲載されたコラムに次のような文章があった。ネット上に公開された大学などの論文にある「解釈的文脈」「モダリティ辞」「ディアスポラ」「語用論」って何？　高度な論文でなければ注目されず、不勉強と冷笑されもするだろうが、難解な言葉で自己陶酔する世界観が学術界に広がっていないだろうか。本来、研究は人、社会に役立つべきものと思うが、ネット上の論文には個人的な知的遊戯に浸っている物が少なからず散見される。田端良成（2014年3月23日）「ＳＴＡＰ細胞をめぐる一連の大騒動」『西日本新聞』 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/desk/article/77391 この指摘は妥当なものでない。研究

dwnrvr 「日常語と意味がずれている専門用語に注意」＞これも重要だよなあ。専門語を日常語の意味で受け取って明後日な事言う人いるからな・・。（「暴力装置」なんて正にそれだった）

2014/03/30 リンク

closer 「専門用語を使わずに説明しろ」って言うひといるけどそうするには何らかの「誤摩化し」が必要でそういう要求する人は「誤摩化して説明しろ」っていってるに等しいんだけどそれに気づいてくれないんだよな

2014/03/31 リンク

cider_kondo 学問分野と法令分野で若干違う気がする。法令は伝わりやすさも求められるような。両者がぶつかるとメンドイ。電気設備の場合、根拠法の下に省令の「電技」があって電技解釈があってさらに電技解釈の解説まである

geopolitics 超同意。勉強しろとしか言えないし、専門家は時間をかけて習得している。それに対するあの文章は素人の傲慢になりかねない。言葉は概念であるというのにすごく納得した。辞書以上の意味があるのが専門用語。

raitu ネットに公開した専門文書はターゲット外の人も読むから難しい。ただ無理に素人にわかる文章を書こうとして誤解炎上するよりは、専門用語ガッツリ使った文章のほうがマシかも

rosechild 専門用語はなぜなんのためにあるのかについてわかりやすい解説。/たとえ話を挟むと却ってわかりにくくなることも多いのに、わかりやすいたとえで効果的。文章に学びたい。

morimori_68 全くもって正しいんだが、だからこそ、例えば社会科学を中卒の人に噛み砕いて語れる人が必要だと思う。浅田彰さんは偉い。たまに微妙だけれども。

ふむ

nagonagu そうなんだが、行財政などに関わる専門用語は平たくする努力が必要だと思う。みんなの共通の財布の話なんだし、煙に巻いちゃいけない。でも訓練の必要性は否定しない。

buhikun まあ知られた例だが、法律をかじった者とそうでない者で「善意の第三者」イメージは全く違うと。

ahmok 科学系の記者が科学者の説明が解かんないような愚痴を書いていたら、記者は読者に判りやすいように提供するのが仕事だろというブコメのツッコミがあったのを思い出した。

pom2e 理系で研究室に配属されればわかると思うけれど，論文って相当わかってる分野でない限り何書いてあるかちんぷんかんぷん．ましてや一般の人が読むものではないし，そんなバックグラウンドまで説明してたら枚数が何枚

2014/04/24 リンク

soratokimitonoaidani これは全くその通り。例えば「有界閉集合」を門外漢に分かるように正確に説明しろと言われたら、文章が無駄に10ページくらい長くなるよ。

2014/04/05 リンク

jusei 質の高い文章を抽出するために専門用語の多さを評価するアルゴリズムを考えるが、非類似性を活用するというセンスの悪い手法しか思いつかないRT @5kozawa: “専門的な文章を読むには訓練が必要という当たり前だがあまり

2014/04/01 リンク

usausa1975 「自分の頭で考えたい」と言って専門家向けの文章を読めたつもりになって怪我をすることはよくあります。日本語で書いてあるとコンテキストが理解できないのに読める気になってしまう罠

Dryad 話はズレるけど「専門家→素人」の回路って、「素人にも分かりやすい（≒不正確な）説明」が唯一の方法ではないと思うんだよね。究極的には、相互のフィードバックと信頼関係の構築さえ何とかできれば良いわけで。

社会

amamiya1224 専門用語は共通言語。それをわかりやすく解説することも時には必要なんだけどね。 / 専門的な文章を読むには訓練が必要という当たり前だがあまり知られていないこと

anpaku この新聞社のコラムが可笑しいですよね。難解な言葉を一般人向けに分かりやすく解説するのがメディアの仕事であり、専門家は同じ学術研究者向けの形式知を論文により構築していくのが仕事ですね。

obsv 専門用語と言うのは情報伝達に便利だから存在する。無駄に難しくしているわけではない。/こんなバカな記事が出てこないように、マスコミは高度専門教育を受けた人材を幅広い分野から採用すべき。

takehikom 「オポチュニティ・コストで考えた場合、アンペイドワークのメジャメントは難題です。」（東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ）を思い出した

dododod ”学術論文は、限られた専門家集団に向けて書かれる文章である。このため、一般人にとっては分かりにくかったとしても、他の研究者にとって分かりやすければそれで良いのだ”

a1ot 「学術研究について言えば、今まで蓄積されてきた成果という巨人の肩の上に載ることで、『新しい成果を少しずつ』出していくもの」

boxheadroom 1) 専門用語（および英訳）で書かれてるとWikipediaの該当ページを探しやすい（でも読んでも判らんという罠） 2) 学際的な問題だとそもそもどんな分野の言葉なのか判らないし、どう勉強していいのか？？？なので困る

waterperiod 専門用語の存在意義と価値には同意。ただ「分かる努力をした奴にだけ分かりゃいい」だけでは研究の門戸を叩く機会はレアなままだし“専門の大学に通うのが確実だ”は「それを言っちゃあお終えよ」と思ってしまう。

takunama 良い記事。専門用語はそれを解する人々が共有するコンテクストを大量にひきずってるので、日常語で置き換えるにも欠け落ちるものが出てしまうということとか、広く了解されるといいなぁ。

spacefrontier 専門的な文章には1.IN-IN(専門家同士)と2.IN-OUT(専門家-素人)と3.OUT-OUT(素人同士)の3パターンがある。新聞は2.を批判しているのに1.を論じても論点がずれているかも。

tatsunop 論文はそれでいいとして、それを社会に説明するのにかかるコストについても各自の立場で認識しておく必要がある気はする。

tarchan ＞研究者は自己陶酔するために難しい専門用語を使うのではない。むしろ、他の研究者にとって分かりやすくするために専門用語を使っているのだ。

education

n314 情報系でいうと、「リアルタイム」を安易に使って注意された。情報系の論文にリアルタイムと書くと制御工学的な意味になる。

myrmecoleon 「いつものレストランで夕飯にしよう」の話はわかりやすいね。政治家が「総理は…」と言ったときに政治記者が「総理じゃわからないだろ。フルネームを教えて」と言ったら笑われる。

estragon 良く定義されたテクニカルタームの重要性と専門的文書を読むために高度な訓練が必要であることは同意。冒頭の引用コラムは、良く定義されていない私的言語で煙に巻くようなソーカル事件もあるので、妥当な部分もある

quassia88 専門家はお互いにとって理解しやすくするために、専門用語を使って文章を書く。こうした専門的な文章を理解するにはしっかりとした訓練が必要である。 via Colorless Green Ideas http://id.fnshr.info

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