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中国中部の原産[5]。日本にも広く植えられている[6]。日本へは古くに渡来し、奈良時代末期に成立したと... 中国中部の原産[5]。日本にも広く植えられている[6]。日本へは古くに渡来し、奈良時代末期に成立したと言われる『万葉集』にも名が見られる[5]。平安時代には果実が薬用にされた[5]。現代では、生け垣などに植栽されているのが見られる[7]。柑橘類の中でも最も耐寒性が強く、やせた土地にも耐えて生育でき[7]、東北地方、北海道(一部)[8]でも生育する[5][6]。 落葉広葉樹の低木から小高木で[5]、樹高は2 - 4メートル (m) 程。樹皮は暗灰褐色で成木は細かい縦筋が入り、若木では生長と共に緑地に褐色の縦筋が入り、皮目が多くざらつく[3]。枝は緑色で太く、稜角があり、3センチメートル (cm) にもなる大きくて鋭い刺が互生する[7]。この刺の基部が幅広いのは本種の特徴で[3]、葉の変形したもの、あるいは枝の変形したものという説がある。 葉は互生し、3小葉の複葉(3出複葉)で、葉柄に翼がある
2023/03/21 リンク