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ブラックフライデー
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東京における日本酒造りの歴史は、江戸時代にさかのぼります。当時、酒造りのメインは「にごり酒」でしたが、江戸の町では関西方面から入ってくる清酒が圧倒的な人気。江戸っ子のお金が関西へ流れることを懸念した時の老中・松平定信は、蔵元を集めて幕府の所有米を貸し与えて清酒を造ることを命じました。これを機に、江戸の蔵元がこれまでのにごり酒ではなく、清酒造りに取り組むようになったのだとか。 江戸の蔵元が造る清酒は徐々に醸造量を増やし、質を高め、江戸っ子をうならせる良質なお酒が増えていきました。明治になって、江戸から東京に名を改めた頃には60を超える蔵元があったとされ、現在もなお、9つの蔵元が日本酒造りに精を出しています。 東京の地酒はしっかりとした味わいが魅力 東京といえば「ビルに囲まれた都会」というイメージが強いためか、「東京と日本酒がイコールで結びつかない」という人も多いかもしれません。日本酒造りには
「日本酒」と「清酒」、ふだんはその違いをあまり意識していないかもしれません。一般的には同じ意味合いで使われていますが、厳密にいうと少し異なります。 今回は、「日本酒」と「清酒」、さらに「にごり酒」の定義を順番に紐解きながら、違いを整理していきます。 一般的な「日本酒」の定義・起源「日本酒」とは日本古来のお酒の総称です。「清酒」のほか、どぶろく、合成酒、本みりんなども含めて「日本酒」と呼ぶことができます。 「日本酒」の起源については諸説ありますが、稲作が伝わったとされる縄文時代から弥生時代ころ、すなわち2000年以上も前に生まれたと考えられています。なお、「日本酒」のうち本みりんは、戦国時代に中国から伝わったといわれています。 地理的表示(GI)における「日本酒」の定義単語としての「日本酒」は少し幅が広い一方で、2015年、国税庁は国レベルの地理的表示として、「原料の米に国内産米のみを使い、
ちょか(千代香)とは「ちょか(千代香)」とは、焼酎王国鹿児島に伝わる陶磁器の土瓶のこと。土瓶や急須、鉄瓶などを指す鹿児島の方言でもあり、「茶家(ちょか)」と書くこともあります。 薩摩国の伝統工芸品・薩摩焼のなかでも、大衆向けに焼かれる黒薩摩(黒もん)のちょかは「黒ぢょか」と呼ばれ、厚手で熱に耐えられる特徴を活かして、古くから焼酎の直燗(じきかん)用酒器として重宝されてきました。 同素材のおちょこ(猪口、ちょく)や盃とセットで作られることが多く、近年は焼酎を温めるだけでなく雰囲気をたのしむための酒器としても注目を集めています。 黒ぢょかの歴史と名前の由来黒ぢょかの起源は不明ですが、沖縄で泡盛用に使われていた酒器「酎家(ちゅうかぁ)」と似ていることから、琉球王朝時代に沖縄から伝わったとする説もあるようです。江戸時代に書かれた書物にも「ちょか」という言葉がたびたび登場していて、薩摩国を中心に古く
そもそも「ドライビール」とは?「ドライビール」は、とくにビール好きではなくとも、普段からよく耳にするビールのスタイルですが、そもそもドライビールとは、どんなビールのことを指しているのでしょうか? じつは、ドライビールには明確な定義はなく、ビールメーカーが独自に名づけたもの。発売当時は、従来のビールよりもアルコール度数を高め、キレのある辛口に仕上げたビールとして開発されました。 ドライビールの元祖、「アサヒスーパードライ」「ドライビール」と呼ばれるビールが初めて登場したのは、1987年のこと。アサヒビールが開発した「アサヒスーパードライ」がドライビールの第1号です。 当時、キリンとサッポロに次ぐ業界3位に甘んじていたアサヒビールが、巻き返しの一手として取り組んだのが、従来のビールよりもコクとキレがある「アサヒスーパードライ」でした。 「アサヒスーパードライ」のキレ味を生む高発酵アサヒスーパー
新潟市南区に店を構え、創業40年を超える「新潟亀田 わたご酒店」は、「どこにでもある、消えゆくまちの酒屋」でしたが、東京の老舗地酒専門店で修行を積んだ創業者の孫・寺田和広氏の手によって、新しく生まれ変わるきっかけをつかみます。 地酒専門店であり「人が集まる、まちの酒屋」でもあるという理想に向けて 「新潟亀田 わたご酒店」は、全国の酒蔵を訪問し取り揃えた豊富な日本酒の品揃えだけにとどまらず、オリジナル日本酒のプロデュース、地元新潟の魅力を発信する角打ちイベント「KAMEKAI」や日本酒講座の開催など多方面に、そして精力的に施策を展開しています。 そんな「新潟亀田 わたご酒店」が、次の新たな取り組みとしてオンライン・ショッピングモール「subsc」で厳選した地酒を「毎月・定額」で届けるサービスを開始。地酒そのものの評価に加え、全国各地の酒蔵を訪れて、蔵人の酒造りへの姿勢や蔵元の酒造りへのビジョ
ワインやパスタ、トルティーヤの試飲・試食も!ポップアッ...2025/09/03 たのしいお酒.jpの運営主体...
ワインやパスタ、トルティーヤの試飲・試食も!ポップアッ...2025/09/19 たのしいお酒.jpの運営主体...
ウイスキーストーンは、ウイスキーをロックで飲みたいときに、氷の代わりにウイスキーを適度に冷やすことができるアイテム。自宅に氷がないときや、氷を入れて味を薄めたくないときなどに使える便利グッズとして、最近、お酒好きのあいだで大きな注目を集めています。 ウイスキーストーンは、数年前にアメリカ人によって開発されたアイデア商品で「ソープストーン」と呼ばれる天然石が使われています。 ソープストーンは、ツルツルとした表面が石鹸に似ていることから名づけられた変成岩で、熱や酸に強く、保冷効果に優れているとされています。浸透性がなく、味や臭いが移ることもないので、安心して使うことができます。 ウイスキーストーンでウイスキーを冷やす方法 ウイスキーストーンでウイスキーを冷やすには、まずグラスにウイスキーストーンを入れて、4時間ほど冷凍庫で冷やします。ウイスキーストーンを入れる数は、3個程度が一般的なようです。
焼酎は製法の違いで「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の2種類に大別されますが、両者の違いを知ることで、たのしみの幅が広がります。今回は、酒税法で規定されている焼酎の製法による分類に着目し、「甲類焼酎」と「乙類焼酎」それぞれの特徴や魅力を深掘りしていきます。 「甲類焼酎」と「乙類焼酎」は日本の酒税法上の分類焼酎は「もろみ」と呼ばれる発酵液を蒸溜して造られますが、一般に、連続式蒸溜機で造られたものを「甲類焼酎」、単式蒸溜機で造られたものを「乙類焼酎」といいます。「甲類焼酎」と「乙類焼酎」は異なる蒸溜方法に着目した分類方法で、酒類の製造・販売免許や酒税などを定めた法律「酒税法」上の分類でもあります。 なお、2006年の酒税法改正によってそれぞれの正式名称が変更になり、前者を「連続式蒸溜焼酎」、後者を「単式蒸溜焼酎」と呼ぶようになりましたが、ラベルなどの表示には、現在も「甲類焼酎」「乙類焼酎」の表示が認め
日本酒の初心者向けに、まずは日本酒の定義から紹介します。 日本酒とは、米を主原料に、麹と水を加えて造られる日本の伝統的なお酒のこと。酒税法上は「清酒」に区分され、次のように定義されています。 <清酒の定義> 米、米麹、水を原料として発酵させて濾(こ)した、アルコール度数22%未満のもの。醸造アルコールや糖類、有機酸やアミノ酸塩、清酒など法令で定められた物品を原料に用いる場合は、その合計が米の重量の50%を超えないことが条件。 日本酒と清酒がどう違うのか、初心者にとっては混乱しがちな分類ですが、「清酒」とは酒税法上の用語で、日本酒からどぶろくや合成酒、みりんなどを除いたものを指します。私たちが日ごろたのしむ日本酒はその大半が清酒で、日本酒(清酒)と表記されることも多いため、ここでは大まかに「清酒=日本酒」ととらえておきましょう。
【2025年最新版】全国日本酒イベントカレンダー 2025/10/31 日本酒好き必見!全国各地で行...
贈り物に、差し入れに。どんなお酒を持っていこう? 「お持たせ」に最適なお酒を、その道のプロがおすすめします。 お持たせ初心者の主人公とともに、 いろんな“お持たせ”の逸本を探りませんか。
1996年の設立から、今年で20周年を迎えた「銀河高原ビール」。岩手県和賀郡西和賀町(旧・沢内村)の山中にある同社は、ビールの名産地であるドイツのバイエルン地方に似た気候と、豪雪地帯ならではの清冽な天然水を活かした丁寧なビール造りを続けている。 今回、同社の新たなビール「J-CRAFT ヴァイツェン IWATE SAWAUCHI」を飲むために訪れたのは、ビール伝道師の藤原ヒロユキさん。日本の主流である大麦麦芽だけを使ったビールではなく、小麦麦芽も使い、フルーティーな香りと甘みのある味わいを楽しむ「ヴァイツェン(バイエルン地方で主に生産されるビールの種類)」を定番とする銀河高原ビールだけあり、個性的な「小麦のビール」を造り上げた。 ドイツから受け継いだ王道を守りながらも、クラフトビール好きも満足させる味わいの「J-CRAFT ヴァイツェン IWATE SAWAUCHI」。訪問記の後編では、2
「お酒の楽しさ」がみつかる、シニアソムリエ監修サイトのたのしいお酒.jp。醸造家の想いを知れば、ビールが一層美味しくなる。作り手や、土地の個性が生きる、「クラフトビール」にまつわるストーリー。
「お酒の楽しさ」がみつかる、シニアソムリエ監修サイトのたのしいお酒.jp。さまざまな地方・地域に四季折々に生まれる日本の旨い「地酒」と美味しい「地肴」。「地酒×その地の肴」というおいしい方程式を探す旅物語。
「サッポロサワー 氷彩1984」ブランド限定品 第3弾...PR2025/10/17 サッポロビール(株)は、「サ...
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