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ブラックフライデー
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新千ペソ札の図案を英雄3人からフィリピン鷲に変更したことで波紋広がる フィリピン中央銀行(BSP)は11日、国内で初めてとなるポリマー製の新千ペソ札の流通を来年4月から開始すると発表した。しかし、その図案が従来の千ペソ紙幣に描かれている日本占領期における比の英雄3人の肖像からフィリピン鷲に変更されており、各方面から批判が相次ぐなど波紋が広がっている。 現在の千ペソ札に描かれているのは、太平洋戦争中、比を占領した旧日本軍によっていずれも処刑された、女性慈善活動家のホセファ・リャネス=エスコダ氏、ビセンテ・リム陸軍司令官、ホセ・アバドサントス最高裁長官の3人。新札では代わりに、フィリピン鷲(フィリピンの国鳥、絶滅危惧種)が採用された。 BSPによれば、この鷲はよい視力・自由・力強さを象徴しており、比の豊かな植物と動物のイメージを紙幣の表側に描くシリーズの第1弾だという。 また、中銀によると、新
配布する際に求める同意書を示しながら、イベルメクチンについて語るアラン・ランドリト医師=ラグナ州サンタロサ市で12日、石山永一郎撮影 イベルメクチンを新型コロナの予防・治療薬として約1万人に配布した医師に聞く 駆虫薬イベルメクチンを新型コロナの予防・治療薬として約1万人に配布などをしてきたラグナ州サンタロサ市に事務所を置くアラン・ランドリト医師(首都圏モンテンルパ市保健課主任医師)が、まにら新聞のインタビューに応じ、「イベルメクチンを服用した高リスクの人の9割以上が感染しなかった」などと証言した。(聞き手は石山永一郎) ─配布を始めたきっかけは。 オーストラリアでの治験に関する論文などを読んで研究し、あらゆるウイルスに対するイベルメクチンの非常に高い効果を知り、新型コロナの予防、治療に利用すべきだと確信した。ウイルスに対するイベルメクチンの効果は細菌に対するペニシリンの効果と比肩し得るとの
ロセス氏は慰安婦像が何者かによって盗まれたことをあらためて明らかにした 今月18日に首都圏パサイ市のバクララン教会の敷地内に再設置される予定だった慰安婦像について、像の製作者ジョナス・ロセス氏(43)は27日、首都圏北方...
英会話学校元経営者の日本人女性に対する脅迫で予備校講師の山中博被告らが起訴された セブ州のラプラプ地検はこのほど、同市にある英会話学校「ベイサイド・イングリッシュ・セブ」元経営者の日本人女性(47)と息子(12)を殺すなどと脅して小切手への署名を強要したとして、日本の有名予備校「東進ハイスクール」元講師の山中博被告(40代)ら日本人の男3人を脅迫、強要の罪で起訴した。事件の背景には英語学校の経営権移譲をめぐるトラブルがあったもようだ。 起訴状によると、山中被告は被害者の日本女性に、すぐに帰国しなければ「殺す」と無料通信アプリのラインを通じて迫った。同校の従業員である松井元輝、土原裕人両被告(共に30代)は2017年1〜2月にかけて被害女性宅で女性名義の口座の白紙小切手に署名しなければ、女性の子供を殺すなどと重ねて脅迫した。 松井被告はまにら新聞の取材に起訴内容は「事実でない」と全面否定して
ルソン地方ラグナ州の国際稲研究所(IRRI)によると、米国とオーストラリア、カナダの食品安全規制当局がこのほど、フィリピンで遺伝子操作などを通じ開発されたビタミン強化米「ゴールデンライス」の安全性と栄養価値について合格とする判断を下した。世界中で栄養不足に悩む子供や女性たちにこのコメが販売や提供される可能性が出てきた。ゴールデンライス(GR2Eゴールデンライス)はフィリピン稲研究所(PhilRice)が開発・実証実験を続けている。(28日・タイムズ電子版)
ダバオでフリースクール代表の邦人ら3人を虐待や人身売買で逮捕。未成年含む日本人13人救出 国家警察は9日までに、ミンダナオ地方北ダバオ州サマル島の「フィリピン・ダバオ・フリースクール」から日本人生徒13人を救出、スクールの川内肇代表(61...
日本の中古車とみられる重機で慰安婦像が撤去された現場=27日午後11時半ごろ、首都圏マニラ市ロハス通りで冨田すみれ子撮影 マニラ湾岸の慰安婦像が27日夜、重機で撤去された。日本側の圧力が影響か 首都圏マニラ市の湾岸遊歩道上に昨年12月に建てられた慰安婦像が27日夜、ショベルカ−で撤去された。慰安婦像付近には少なくとも今週初めからショベルカー...
損傷されたプレートは、慰安婦像台座下部分の裏側に取り付けられている=3月27日正午ごろ、首都圏マニラ市ロハス大通りで冨田すみれ子撮影 慰安婦像台座部分のプレート損傷で「マニラ市と協力して修復目指す」と国家歴史委員会 首都圏マニラ市に設置されている慰安婦像の台座部分のプレート文字が消されていた問題で、フィリピン国家歴史委員会は1日までに、管理者のマニラ市と協力して...
大統領は慰安婦像めぐり「表現の自由で止められない」と野田総務相に伝えたと、ミンダナオ地元メディアに明かした ドゥテルテ大統領は17日までに、ミンダナオ地方のオンラインメディア「ミンダニュース」のインタビューの中で、マニラ湾岸に昨年設置された慰安婦像をめぐり...
フィリピン国家歴史委員会はマニラ湾遊歩道に比初となる慰安婦像を設置 フィリピン国家歴史委員会(NHCP)が首都圏マニラ市ロハス大通り沿いの湾岸遊歩道上に「フィリピン人慰安婦像」を設置したことが10日までに分かった。比...
(上)遠隔操作潜水艇(ROV)や調査の説明をする同号調査員のポール・メイヤー氏=7日午後3時ごろ、ミンダナオ地方スリガオ港で停泊中のペトレル号で冨田すみれ子撮影。(下)海底探査に使われたペトレル号=7日午後1時半ごろ、ミンダナオ地方スリガオ港で冨田すみれ子撮影 海底探査で戦艦が発見されたことで新たな史実も判明したと米調査団 スリガオ海峡で太平洋戦争末期に米軍に撃沈された戦艦などの探査を行った米国探査チームは7日、ミンダナオ地方スリガオ市に停泊中の調査船「ペトレル号」で、...
日本政府は、旧日本軍による従軍慰安婦問題について、歴史が歪曲(わいきょく)され、日本たたきの材料にされているとしてきた。米サンフランシスコに建てられた慰安婦像をめぐり、大阪市は60年にわたったサンフランシスコとの姉妹都市を解消した。像を建てた米側は「いまだに日本は、この戦争犯罪の責任を認めず、元慰安婦たちが亡くなるのを待っている」と憤る。 慰安婦問題について、フィリピン政府は1956年の比日賠償協定で決着済みとの立場だが、アジア女性基金による個別の償い金は多くの元慰安婦女性に渡った。 太平洋戦争中、比では推計千人の若い女性が強制的に日本軍の慰安所に集められた。支援団体「リラ・ピリピーナ」によると、うち174人の名前が特定されている。 比大歴史学のリカルド・ホセ教授は「慰安所は部隊ごとに計画的、組織的につくられた。パナイ島イロイロでは日本軍の軍医が慰安婦の健康診断もしていた」と指摘する。未解
(上)マルチビーム測深機で計測し作成された戦艦山城の画像。(下)調査船「ペトレル」号で調査を行う米国の探査チーム=調査船「ペトレル」号のフェイスブックページより ポール・アレン氏率いる米調査団が、スリガオ海峡で撃沈された戦艦山城を発見 米マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏(64)が率いる沈没船探査チームは26日夜、ミンダナオ地方スリガオ沖で米軍に撃沈された旧日本海軍の戦艦山...
大統領府はこのほど、フィリピンで一般的に「ブロガー」と呼ばれる、5千人以上のフォロワーがいるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やブログでの発信者に、大統領を取材する取材許可証を交付することを明らかにした。ブロガーの発信内容は、信ぴょう性について「偽ニュース」などと批判されることも多く、ジャーナリズムの行方が問われている。 ブロガーの発信内容については、大統領選挙時から問題になってきた。ドゥテルテ氏当選後には、同氏を強く支持するブロガーや著名人の団体「DDS(ダイハード・ドゥテルテ・サポーター)」が大統領府に夕食に招かれたことも記憶に新しい。メンバーの中には、大統領府報道班から映画テレビ審査委員会の委員に任命された、元セクシーモデルでブロガーのモカ・ウソン氏も含まれていた。 ブロガーといっても、優遇されてきたのはドゥテルテ支持派のブロガーたちだけだ。大統領府の取材許可を受ける記
ドゥテルテ次期大統領の「原因は汚職関与」との発言に批判殺到 ドゥテルテ次期大統領は5月31日、フィリピンで多発する報道関係者の殺害事件について、犠牲者が汚職に関与していることが事件につながっているとの見解を示...
フィリピンBC級戦犯裁判で死刑や有期刑を宣告され、ニュービリビッド(モンテンルパ)刑務所に服役していた100人を超える日本人戦犯に対し、ちょうど60年前の1953年7月に恩赦令を出したキリノ大統領。彼は、戦争末期に市民10万人が犠牲になったと言われるマニラ市街戦で妻子4人を日本兵に殺された。永井均・広島市立大学准教授の近著『フィリピンBC級戦犯裁判』(講談社)によれば、キリノ大統領が議会での承認を必要としない特赦で日本人戦犯を釈放、減刑した背景には、冷戦の世界情勢や日本との賠償交渉の行き詰まり、53年11月の大統領選、助命嘆願運動の高まりや刑務当局の財政軽減などがあったとされる。加えて、キリノ家関係者へのインタビューからは、キリノ政権を支えた弟アントニオ・キリノの進言も大統領の決断を促した、との見方も浮かび上がってくる。(一部敬称略) ▽2歳の幼子を仮埋葬す マニラ戦当時、上院議員だったエ
フィリピン移住に最後の人生を賭ける邦人たちを描いた新著「脱出老人」の著者で開高健ノンフィクション賞受賞の水谷竹秀さん(40)と、首都圏マカティ市の法律事務所で、アジアでの日本の法律の「弁護士需要」について法務省の委託を受けて調査している岡崎友子弁護士に「新春の所感」などを聞いた。 ▽2作目の「脱出老人」を出版をした去年はどんな年でしたか 日本に帰る回数が7回と多かった。出版のため5月からほぼ毎月日本に帰っていた。タイにも3回。タイも日本も2〜3週間滞在するので比にいる期間が半年くらいになった。慌ただしい感じの1年だった。 ▽出版後の反応は 特に介護の問題とかは「他人事とは思えなくなった」というような声もあった。日本で「下流老人」という言葉が流行語大賞に選ばれたように、生活保護を受ける予備軍が増えると見込まれる中で、特に30、40代は「僕たちの老後ってどうなるんだろう」「年金がちゃんともらえ
1953年7月22日、フィリピンでBC級戦犯裁判にかけられた旧日本軍将兵108人を乗せた白山丸が横浜港に到着した。米軍に投降後、戦犯裁判を経てニュービリビッド(モンテンルパ)刑務所で受刑生活を送り、キリノ大統領(当時)の恩赦で釈放、あるいは終身刑に減刑され帰国したのだ。対日感情が依然厳しく、日比両国に国交がまだなかった時代、マニラ市街戦で妻子4人を日本兵に殺された大統領が出した恩赦令。日本社会は戦犯らを熱狂的に出迎え、渡辺はま子の「あゝモンテンルパの夜は更けて」の歌入りオルゴールが大統領の琴線に触れ、恩赦に結びついたとのエピソードも生まれた。当事者だった元戦犯や助命嘆願運動に打ち込んだ日本人画家の遺族、フィリピン政府関係者の遺族らにインタビューし、BC級裁判の実相を4回シリーズで紹介する。 ▽憲兵隊学校へ 天橋立に近い京都府与謝野町。丹後ちりめんの産地として知られるこの町に住む宮本(旧姓・
北ダバオ州サマル島を武装集団が襲撃し、外国人ら4人を拉致。日本人も負傷 ミンダナオ地方北ダバオ州の人気リゾート、サマル島のバランガイ(最少行政区)カムドムドで21日午後11時40分ごろ、少なくとも11人の武装集団が宿泊施...
遺族団体の理事でマニラ市街戦を経験したドイツ系フィリピン人のエドガー ・クローン氏が虐殺現場を列記した記念碑を除幕=14日午前9時ごろ写す マニラ市街戦70周年追悼式典が行われ、遺族が日本政府に謝罪要求 太平洋戦争末期の1945年2月から1カ月間、旧日本軍と連合国軍との戦闘に巻き込まれ、在留外国人を含むマニラ市民10万人が犠牲になった「マニラ市街戦」...
比証券取引所株価指数 =6,998.37 (前週末比104.14ポイント△) 東証Ι部平均株価 =15,474.50円 (同48.61円▼)
電子書籍化作業の様子。古書を専用スキャナーで読み取っている=7月31日午後3時ごろ、首都圏マカティ市のフィリピン・ヘリテージ・ライブラリー事務局で写す アヤラ財閥、歴史的文献をインターネット上で公開するデジタル図書館を運営 フィリピンに関する歴史的な文献や古書を電子書籍化してウェブ上で公開するという新しい試みを、アヤラ財閥が運営する「フィリピン・ヘリテージ・ライブラリー...
世界で多くの人々を魅了するアニメーション。フィリピンでは1980年代まで、米国製のアニメがあふれていた。しかし、今では日本のアニメが完全に定着し、フィリピンでのアニメ制作に関わる人材の多くが、日本アニメのファンだ。その一人に、首都圏ケソン市にある東映アニメーション・フィリピンズで、アニメーターとして働くカーライル・モンティボンさん(22)がいる。モンティボンさんは「アニメが好きなわたしにとって、夢の仕事です」と誇らしげに話した。 東映がフィリピンでアニメ制作を開始したのは、26年前。東映アニメーション(本社・東京都)が、マルコス政権の崩壊した1986年、フィリピンの地元企業と合弁会社を設立したのが始まりだ。今では、契約社員を含む約250人が働き、東映アニメーションの作業量全体の約70%を担う。 アニメの主要な作画スタッフは「原画マン」と呼ばれる。ポイントとなる静止画を描くのがこの「原画マン
自衛隊本隊が支援始めたセブ州で、比国旗が上下逆さに設置されるハプニング 台風ヨランダ(30号)被災者の救援に当たる自衛隊の本隊、比国際緊急援助統合任務部隊(約1170人)の活動地で24日、フィリピン国旗が上下逆さに設置されるハプニングがあった。日本国旗と並べて、比日友好をアピールするためだったが、国旗掲揚の方法などに関する比共和国法8491号では「平時は青い部分が上、戦時は赤が上」と定められている。 ラシエルダ大統領報道官は25日午後の記者会見で、「比政府は日本を含む外国からの支援に深く感謝している。(逆さの比国旗については)故意ではないと思うが、事実を外務省を通じて在比日本大使館に通知した」と話した。 比国旗は24日、ビサヤ地方セブ州ダアンバンタヤン町内に自衛隊が設営したエアドーム型テント前に、自衛隊員の手で設置された。テントは医療支援の待合所となり、支援を受ける町民らが近くを通ったとみ
現在日本の一部マスコミにおいて、まるでまにら新聞が違法な資金集めに意図的に加担していたかのような報道がなされていますが、まにら新聞はこのような行為に一切関わっておらず、そもそも報道にある「S DIVISION HOLDINGS INC.」とはすでに関係がありません。購読者、関係者の方々にはご心配をお掛けして申し訳ありません。 2024/10/10 10:10
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