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AIドリブンなキャリア形成〜AI時代でも活躍できるエンジニアへの変革〜(全3記事)

エンジニアは「創造的設計者」へ AIエージェント時代に求められる「設計・指示・統治」のスキル [1/2]

【3行要約】
・AIによるコード生成やアシスタント機能が当たり前になる中、エンジニアの存在意義が問われる時代に入りつつあります。
・サイバーエージェント AIドリブン推進室室長の峰岸啓人氏は「AIエージェント時代へと移行することで、エンジニアはAIを統治・設計・統御する役割が重要になっている」と語ります。
・同氏は、エンジニアは単なる実装者から脱却し、AIと共創できる「創造的設計者」として自らを再定義すべきと提言します。

AI時代でも活躍できるエンジニアとは?

峰岸啓人氏:私からは、「AIドリブンなキャリア形成 AI時代でも活躍できるエンジニアへの変革」というタイトルでお話しさせていただきます。まず自己紹介させてください。今、AIドリブン推進室というところで室長をやっています、峰岸と申します。会社とかでは「みね」と呼ばれることが多いですね。楓(博光)さんとかからも「みねさん」と呼ばれたりします。

経歴ですが、僕は2012年の4月にサイバーエージェントに新卒として入社して、もともとエンジニアをやっていました。WebフロントエンドとiOSエンジニアとして、コミュニティ系のサービスの新規開発とか運用をしていたというところになります。

4年ほどエンジニアをやった後の2016年から人事にキャリアチェンジし、エンジニアの新卒採用担当をしていました。当時、人事を始めたての頃からサポーターズさんにはお世話になっていて、楓さんとかとも、もうずっと長いんですけれども、そこからもうかれこれ10年ぐらいエンジニア関連の人事をやっています。

2019年に技術人事本部というものを設立しました。もともとはエンジニアの新卒採用は総合職とクリエイター職とエンジニア職で同じチームだったんですけれども、エンジニアの役員が就任したタイミングで「自分のところにエンジニアの人事組織を持ちたい」ということで僕が行って、エンジニアに特化した人事組織を設立しました。そこで新卒採用だけやっていたのが、育成とか評価制度とかもやるようになったのが2019年頃です。

そこから技術人事本部で本部長をずっと勤めていて、途中でリスキリングセンターも立ち上げました。こちらはまた後ほど詳細をお話しします。技術人事本部を設立して6年ぐらい経って、ずっと責任者をやらせてもらっていたんですけど、つい先日の8月に新しい組織を立ち上げて、そこの責任者をやっているという経歴になっています。

エンジニアは「創造的な設計者」へ進化する

まずですね。AIの変遷とエンジニアの役割の変化っていう導入から入りたいなと思っているんですけど。たぶん、昨日、今日のセッションでも同じような話をいっぱい聞いてるんじゃないかなと思うので、ここはわりと短めに話しますね。

みなさんご存知の通り、AIの変遷というところ。ここ数年、特に流れが早くなってきたかなと思ってます。AIにコード生成してもらうとか、リアルタイムで補完してもらうとか、「Copilot」を使ってやっていますという人もいるかもしれません。

で、そこからアシスタント期ということで、開発者が主導権を握りつつも自然言語で対話しながら開発のサポートをしてもらう、AIアシスタントっていうのがこの2、3年ぐらいでぐいっと来たかなと思います。

直近で言うとさらに、AIエージェントというものが発展してきています。これまでは指示を出してコード補完とかをしてもらうのが中心でしたが、(AIエージェントが)しっかりとタスクの目的とかタスク設計をして、自分は指示を出して「あとはもうやっといて」みたいな世界ができ始めている状態になっています。

設計・指示・統治のところがすごくエンジニアにとって重要になってくるというのは、話を聞いていたりとか、体感としてあるんじゃないかなと思っています。このAIエージェント時代において、エンジニアは「創造的な設計者」へと進化するところがあるんじゃないかなと思います。

今までご自身で設計して実装して、とやっていたかもしれないけれども、どちらかといったらAIエージェントに指示を出す側。ちゃんと設計して正しい指示を出して、それが出来上がったものを正しくレビューするという、創造的な設計者が求められるような時代になってくるんじゃないかなと思っています。

変化に対応しないと淘汰される時代に

従来のAIの役割は、先ほどのアシスタントとエージェントという比較にすると、設計・実装・テスト・レビューのそれぞれでやっていました。

これからの新しい役割としては、先ほども言いましたが、統治し、設計し、統御する人。オーケストレーションという言葉を出していますけれども、単発のこのツール、単一的なツールに対して指示するだけじゃなくて、それぞれ複合的なツールやシステムを組み合わせて、しっかりとワークフローを整えて「あとはよろしく」という設計に重点が置かれているのが今です。

ここにいらっしゃるみなさんは、たぶんエンジニアを目指して就活するんじゃないかと想像しているのですが、今は相当、過渡期です。

このタイミングで就活を目前としてて、ちょっとドキドキしてる人もいれば、ワクワクしてる人もいるんじゃないかなと思います。これはみなさんだけじゃなくて、今、会社で働いているうちのエンジニアもそうですけれども、この変化に対応していかないとマジで淘汰されちゃうぐらいの転換期になっています。

はい。というところで、みなさんへ質問です。どうですか? この大きな変化。楽しみですか? 不安ですか? 楽しみな人!

(会場挙手)

不安な人!

(会場挙手)

(会場の反応に対して)ああ、一番いいぐらいのバランスで挙がってくれましたね。ありがとうございます。

楽しみな人も不安な人も、いろいろな人がいると思います。今日、僕がお話を終えた後は心情の変化として、楽しみだと思っている人にはもっとワクワクしてほしいです。

不安だなと思っている人は、「ちょっと安心したかも」と思ってもらえたらうれしいです。安心というと少し違うかもしれませんが、そこまで不安に思わなくてもいいんじゃないかと、ポジティブになってもらえたらなと思っております。というところで、導入は以上になります。

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