今年の食料品の値上げ、2万609品目…昨年から6割超の増加

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 帝国データバンクは28日、国内の主要食品メーカー195社が今年値上げする飲食料品は2万609品目に上るとの集計を発表した。昨年の1万2520品目から6割超増え、2023年以来2年ぶりに2万品目を超える。

 分野別では、香辛料などの「調味料」が6221品目と最も多く、清涼飲料水やビール、ワインなどの「酒類・飲料」が4901品目で続いた。値上げ要因は原材料価格の高騰が96・1%を占め、物流費(78・6%)やエネルギー(63・8%)も価格を押し上げた。値上げ率は平均15%だった。

 一方、26年1~4月に値上げが予定される飲食料品は1044品目と、25年1~4月の4417品目(24年秋時点の見通し)を大幅に下回った。同社は「来春にかけて断続的な値上げラッシュは一時的に収束する見通し」としている。

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