ワシントン銃撃テロ、容疑者はCIA支援のアフガン軍事部隊に関係…20歳の女性兵士死亡
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【ワシントン=中根圭一】米首都ワシントンで州兵2人が銃撃された事件で、トランプ大統領は27日、撃たれた州兵のうち20歳の女性隊員が死亡したと明らかにした。捜査当局は同日、容疑者の男はアフガニスタン国籍で、米中央情報局(CIA)が支援した現地の軍事部隊に関係していたと発表した。

発表によると、事件発生直後に拘束されたラーマヌラ・ラカンワル容疑者(29)は、米西部ワシントン州の自宅から事件のあった東部の首都ワシントンまで車で横断し、州兵2人を至近距離から複数回撃った疑い。アフガン駐留米軍の撤退に伴い、2021年に米国に移住していた。捜査当局は事件をテロと認定し、アフガンでは米国の協力者だった容疑者が犯行に及んだ動機などについて調べている。
トランプ政権は、容疑者が米国への入国で利用したバイデン前政権の定住支援プログラムについて「不適切な審査だ」と問題視している。27日には、アフガンなどからの移民に与えた永住権について再審査する方針を明らかにした。
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