2025-02-06

文字起こし 国民民主党 橋本議員の「制服組」出席に関する質疑 衆院予算委員会 (2025年2月5日)

アーカイブ通常国会 衆院予算委員会 (2025年2月5日)

https://www.youtube.com/live/6JMmfxGJPmU?feature=shared&t=7672

2:07:54~

安住

次に橋本幹彦君、はい橋本

橋本

国民民主党無所属クラブ橋本幹彦でございます

まず本日のこの予算委員会初めて省庁別予算審査ということで、歴史的な場において立たせていただいてることをありがたく思っております

そしてこの場において予算委員会を通じて私は国会で初めてですね、自衛隊運用について本格的な質疑を行いたいというふうに思います

我が国国会における自衛隊議論は常に机上の空論でした。

いざという時には米軍が守ってくれるに違いないという希望、あるいは軍事について語ることが平和を乱すのだとそういった言説によって現実を見る眼が鈍っていた、濁っていたという風に思います

このような国会環境において自衛官はどうせ国会国民は何も分かっちゃくれないとそのような現実説明を諦めて本質的議論というのを公の場で避けてきました。

ここに注目したのがある意味自由民主党の一部の方々であるという風に思います

我々こそ国防論客であるというような顔で勇ましい言説を述べてきましたが、これもまた私は机上の空論であったという風に思います

この不毛な議論に終止符を打つために今日この場に立っております

予算を通じてえ真の国防とは何なのか議論したいというふうに思いますが、本日質問に際して答弁者政府参考人としていわゆる制服組の方々を要求しました。

陸上自衛隊教育訓練研究本部長、海上自衛隊幹部学校長、航空自衛隊幹部学校長そして防衛大学校副校長、かつて幹事と呼ばれた制服組の方ですが。

いわゆる、この他にもいわゆる制服、えー背広組である防衛研究所の所長も答弁を求めました。

しかし残念ながら今朝の予算委員会理事会の決定は制服組は一度も戦後一度も答弁例がなく今後もこの前例というのは守らなければならないとして承認されませんでした。

委員部が安住委員長にどのように耳打されたのか分かりませんが、いわゆる制服組国会に立った事例は66年前、昭和34年にあります

そもそも制服組国会に立つことを阻む根拠はありません。

法的制約はありません。

予算委員会は去る1月の30日清研究会元事務局長参考人招致について、異例の採決に踏み込みました。

委員長、安住委員長はこのリーダーシップを発揮した委員長であります

そして前例のない省庁別審査を実現した委員長でもあります

是非、このリーダーシップを発揮していただいといただきたいと願っていますが、委員長、改めて理事会協議いただけないでしょうか。


2:10:37~

安住

橋本君に申し上げますが、理事会では国民民主党を除く自民党以下全ての会派として意思制服組の答弁はあの長い慣例だけでなく先の大戦敗戦先の大戦のことを踏まえて文民統制観点からこの答弁については国会でそういうことをするということでやってきたわけであってそれ以外のところで制服組の話をそれぞれの党やなんかが事情聴取しておりますので偏った考えで、そういう判断はしておりません。

今後もこの判断は続けてまいります。それ以上の質疑がある場合理事会に図って申し出ていただければ理事会協議します、どうぞ

橋本

ありがとうございます

政府にも申し上げます

昨日まで私も今偏った言説というような話ありましたけど何も偏ったとは思ってません

ただ今までの慣行というのがそれはやはりこの議論の土台というのを歪めてきたのではないかというような問題意識があります

昨日(さくじつ)までですね、制服組の方々を参考人として要求するにあたって防衛省のいわゆる背広組の方から、これはあのあくま意見としてではありますけれども、行く度も様々な意見を頂戴しました。

はっきり言って抵抗されたなと思うような言説もありましたが、その中にはまあひとたびこの国会制服組を呼べばですね、際限なく現場から離れた議論に巻き込んでしまうというようなある意味親心もあったと思います

実際背広組の皆さんは現場からかけ離れた議論に巻き込まれているので、ご苦労をかけているわけですけれども、むやみに制服組要求したわけではないんです。

必要、真に国防議論を深化させるために必要だと信じて要求したものであります

中谷大臣国防に関して机上の空論になるのは現実を忌憚なく共有できるこの環境が整ってないからだという風に思います

これは国会の側にも責任ありますけれども政府姿勢にも問題があるという風に思います

先週からですね、制服組の答弁を、答弁要求するということは予告していましたが、昨日になっても前例がないので予備準備してませんということでした。

繰り返しですが前例はありますし、あるいは呼ばない根拠法的根拠はないわけです。

どうせ国民は分かってくれないという心に、防衛省自衛隊の心に楔を打たなければ決して自衛隊国民から真に信頼される組織にならないし真に精強な組織にもならないし自衛官社会的地位はいつまで立っても向上しないという風に思います

大臣から防衛省背広組の皆さん制服組の皆さんの理解を深めていただくことを期待しますが、いかがでしょう。

2:13:20

安住

ちょっと質疑を止めて。理事集まって。時計止めて。

2:15:26~

安住

質疑者に申し上げますが、先ほど私申し上げましたけども、あなた所属している国民民主党も、私訂正しますが、合意の上でシビリアンコントロールの重みをわきまえて私どもは私だけに限らず国会とはやってきたんで、あなた出身出身からそう言うかもしれないけども、行き過ぎた誹謗中傷は我々としては看過できませんから、これはきちっと戦後長いルールの中で重く積み上げてきたもので、防衛省組織として文官であろうと自衛官であろうと、組織として責任を持ってここで答弁をしていることを否定するようなことは許されることではありません。言動に十分注意して発言をしてください。じゃ、質疑を続行しください。

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