2025-10-11

ワークとライフバランスについての自己決定権について

最近高市総裁ワークライフバランス遺棄発言からメディア各所でワークライフバランスについての議論が盛り上がっているのを見て、少しモヤモヤするのでここに自分意見を書き留めておこうと思う。

そもそも自分が考えるワークライフバランス定義というのは、表題の通り「ワークとライフバランスについての自己決定権」だと思っている。

内閣府ホームページにある「仕事生活調和(ワーク・ライフバランス)憲章(https://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/20barrier_html/20html/charter.html)」においても、(多様な働き方の模索)という章において、「一方で働く人々においても、様々な職業経験を通して積極的に自らの職業能力を向上させようとする人や、仕事生活の双方を充実させようとする人、地域活動への参加等をより重視する人などもおり、多様な働き方が模索されている。」と記述されており、そもそもワークライフバランス定義においては、働き方が多様である事は前提条件であり、それらを可能とすることがワークライフバランスにおいても重要であるとされている。

従って、本来定義に沿えば、ワークライフバランスの名のもとに猛烈に働く事も、仕事はほどほどに育児趣味に熱中する事もどちらも許容されているのである

高市総裁も「今は猛烈に仕事をする!」という事を単にアピールたかっただけだとは思うが、そもそもそれが可能になっているのもワークライフバランスのおかげである事を認識して欲しいと思う。

自身も、40歳までは徹夜上等で仕事一辺倒だったのが、40歳結婚して5年前に子供が出来て以降は、育児一辺倒の人生を過ごしている。

猛烈に仕事をした40歳までの人生も、育児一辺倒の今の人生もどちらも自分意思で決めたもので、自分で決めたが故に後悔も無く、不満も無い。

しろ自分意思関係なく、働かせてもらえない、あるいは働かせられる方が、肉体的にも精神的にもキツイと思う。

最後に、高市総裁の「全員馬車馬のように働いてもらう」と自民党所属する議員に対して発言したのは、個々の議員の皆さんのワークライフバランス剥奪になるので、この発言だけは撤回した方が良いと思う。

  • 議員には馬車馬のように働かない自由も当然認められている 国会議員は、そんな、奴隷みたいなものではない 高市に雇用されているわけでもないし、査定もないから仕事してもしなくて...

  • ワーク・ワーク・バランスも大事。 どの仕事を優先させるべきか?で将来の収入が大きく変わる。

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