2025-11-15

ワキガの恐怖に終わりはない

ワキガ手術をしてワキのワキガ臭は大いに改善した。

それでもワキガに終わりはない。

風呂上がりに耳糞をほじって独特の匂いがするたびに恐怖を覚える。

なまじワキが綺麗になった分今度は他が気になってくる。

最近チチガが怖くて胸毛の処理を徹底している。

毎週金曜日乳首周りを残してギャランドゥを一通り剃ってから乳首周りには脱毛クリームを塗りたくって毛を引っこ抜いている。

乳毛は長い。

とある漫画で「パイ毛~~~」というギャグがあるが、あんギャグで終わるようななまっちょろい存在ではない。

乳首横の尖った毛穴の奥の奥まで乳毛は眠っている。

アイツらは見かけより3cmぐらい長いのだ。

脱毛しようとすると乳の中を3cmほどの毛がニュルリと抜けていく感覚を味わうことになる。

これが実に気持ち悪い。

毛は何気に結構硬いということを多くの人は知っているだろう。

では爪と毛髪は形状が違うだけでモース硬度は同程度なのを知っているだろうか?

毛を抜くとは、細く細く伸ばした爪を体の中から引っこ抜くのに似ている。

少しルートをズれるとなにか硬いものがショリショリと擦れるのを感じる。

cmの長い毛根部が乳の中で鋭く暴れるのだ。

ヤバイ

たまにめっちゃ痛い。

だがチチガが怖くなったらもう乳毛を処理してなかった日には戻れない。

もう全てが怖いのだ。

ワキガに終わりはない。

ワキガを処理してもスソワキガがあり、チチガがあり、そして耳穴の奥でも奴らは産まれてくる。

手術なんかよりも先に「俺はこの体臭で行く!」と覚悟を決めるべきだったのだろうか。

自分にあった香水を探すべきだったのだろうか?

デオドラント業界必死になってワキガ臭を減らす商品を売っているが引き算ばかりで発展がない。

足し算をしよう。

足し算でワキガと戦わないともうどうしようもない。

世界無臭になっていくにつれて、ワキガの誤魔化しようのなさは加速していく。

あらゆる臭い社会から拒絶されていっている。

このままだと生理の日は臭いから会社に来れなくなるし、加齢臭のするオジオバは臭いから殺していいことになってしまう。

平安時代に戻って皆で服に臭いをつけて誤魔化そう。

香りで誤魔化さない」は過渡期のキャッチフレーズしかない。

香りしか誤魔化せない」の時代が来たんだ。

体臭の恐怖に終わりはない。

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