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2024-12-05

ピアプロ声明Deco*27氏のことだと言っているのを見て驚いた話

4日、初音ミク公式Xにてピアプロガイドラインについて触れる表明が出された。[ https://x.com/cfm_miku/status/1864128366720487608 ]

そのことについてユーザーの反応を見るために引用を見てみると、その中に「Deco*27のことか」、「最近ボカロ曲はひどい」とコメントしている人がいて驚いた。

なぜならボーカロイド卑猥歌詞を歌わせる歌なんて十年以上前から存在しているからだ。

世代が一巡したんだなとか、知名度があがった分色々な層の人の反応が見えるようになったんだな、とか感慨深くなるが、

私は今回は曲のことではないのではと考えている。

そもそもボーカロイド性的歌詞を歌わせて話題になるのは十年以上前からあったことだ。

詳細は省くが、歌詞が原因で権利者削除された曲は過去存在している。

だが、無数にある性的歌詞の曲全てが削除されているというわけではない。

この違い、匙加減はなんなのだろうか。

初音ミク公式ブログにて、そういった曲に対し2008年声明を出していた[ https://blog.piapro.net/2008/01/post-15.html ]

その時の声明の中では、

>> 特にVOCALOIDのものや、VOCALOID製品タイトルキャラクター(「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」等)、バーチャルシンガーなどとクレジットされた作品において、それそのものが、いわゆるエロティック表現や、バイオレンスグロテスク表現を、自ら発言自己表現しているような見え方と捉えることが可能場合、または視聴者VOCALOIDキャラクターイメージを誤解し、困惑嫌悪の感じをいだく可能性がある場合VOCALOIDキャラクターイメージに悪影響があると判断させていただく事がございます。 <<

としている。また

>> ※"公序良俗"の判断基準については弊社では「TV放送できるか否か」をひとつ判断基準としています。例えば性的表現に関しては視聴者困惑嫌悪の感じを抱かせないように注意しています家族がそろって視聴した場合露骨表現描写をすることによって困惑嫌悪の感じを抱かせないように注意をしています。(民放連放送基準より一部参照) <<

とも書いている。

ここにそのヒントがあるように思う。

恐らくは「ボーカロイド本人が発信しているようにみえるか」、「直接的な表現をしているか」が主に判断基準になっていそうだ。

削除された曲はこれにひっかかっていた。(デッドボールPの『私は人間じゃないから』等)

Deco*27氏のそれが話題になりはじめたのは一年前のラビットホールあたりだろうか。

そこから『サッド・ガールセックス』や、つい先日アップされた『モニタリング』の歌詞言葉選びで言えば性的一面もあるだろう。

しかし、改めてMVを視聴すると上記の条件にはあたらないように思う。

まず上に挙げた削除された曲のように曲中で初音ミク自称していない(ため、架空女子の歌であるとすることができる)。

ではそもそもの直接的表現についてだが、これも対象外ではないかと思う。

サッド・ガールセックスについては難しいところなのだが、恐らくピアプロが指す直接的表現ではない。

これが駄目ならアゴアニキPの『よっこらせっくす』も対象になるため私はそう考えている。

そして当然、気が付いていないという可能性もない。

ケミクという大事コラボにまで起用されるレベルボカロP話題曲が耳に入らないわけがないのだ。

例をみるに、有名なエロゲー主題歌のような匂わせ程度の表現については見逃しているのではないだろうか。

描写に重きを置いているかどうかも、判断材料として大事な要素かもしれない。

(想い人との別れや少女感情が肝であるため直接表現とされていないのではないかという考え)

こういった根拠から、今回の件はDeco*27氏についてではないのではないかと私は思う。

さらに言えば、今回の声明なかに

>> 今般、主にソーシャルメディアSNS を通じて発信される一部の当社キャラクターの利用、及びそれを取り上げたメディア報道について、ファンの皆様に多くのご心配のお声を頂戴しております。当社といたしましては誠に遺憾であり、大変心苦しくございます。<<

との一文もある。

過激歌詞についての声明の時に、はっきりと公序良俗に反する歌詞を含む歌詞についてと書いてあることから

ピアプロ注意喚起する際には対象を明確にすることがわかる。

からこそ、今回は本当に単純にキャラクター利用についてを指しているのではないか

そもそもそう考えている人のほうが多いのだが)

丁度思い出したのが阿久女イクという同人キャラクターだ。

あれは初音ミク卑猥言葉を喋らせたいという動機からまれたらしいのだが、

それをそのままミクにやらせていたらきっと怒られていただろう。参考にしてみてほしい。

しかし、こういった色々な歴史無視して今回Deco*27氏に対して攻撃的な声があがるのが残念でならない。

私も、他界隈でのグレーゾーン面白半分で攻めるような行動を見れば思うところもあるが、

内容を無視した言葉狩りはただの我が儘ではないか

今一度、公式規約モラルアーティストの熱意など含めて考えなければいけないと思う。

ちなみに、じゃあ何のことを指しているのかということには触れないでおく。

2023-08-11

初期ニコ厨から見た個人的ボカロまとめ

多分、僕より詳しい人はいっぱいいると思うけど、「自分にとってのボカロ」はこんな感じ。

ニコ動ボカロ文化

ニコ動以前からボーカロイド存在したが、爆発的人気となったのは、初音ミクの登場とニコ動ボカロP達の活躍によるところが大きい。

今でも、ボカロPの初期キャリアニコ動から始まることが多い。

ニコニコ代表の栗田穣崇(https://twitter.com/sigekun)は重度のボカロ愛好者。

ボカロP

「○○P」とは、○○プロデューサーの略で、「初音ミク」などのボカロアイドル見立てて、作詞作曲した作者に対してあだ名をつけたもの

本人が名乗るよりもニコニコ動画ユーザーが名付けることが多い。アイドルマスターのファン文化が影響している。

https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9C%E3%82%AB%E3%83%ADp

MMD

つの間にか3DCG制作ソフト代名詞のようになったが、もとはMikuMikuDance初音ミクやその他のキャラクターを動かすための3DCG

https://dic.nicovideo.jp/a/mmd

https://sites.google.com/view/vpvp/

マジカルミライ

初音ミク開発元のクリプトン主宰の「ユーザー参加型文化祭」

https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%82%A4

The VOCALOID Collection(ボカコレ)

ニコニコ親会社ドワンゴ主宰ユーザー参加型イベントランキング企画などがある。

Project DIVA

PSP音ゲー

プロジェクトセカイ(プロセカ)

スマホ向けの音ゲー

時系列

2007年8月 初音ミク発売

2007年9月 ワンカップPの『初音ミクが来ない?来た?』騒動

2007年9月 前日予約P『Ievan Polkka』※ネギイメージ発祥

2007年9月 ikaみくみくにしてあげる♪』

2007年11月 シンP『卑怯戦隊うろたんだー

2007年12月 鏡音リン・レン発売

2007年12月 ryoメルト』の爆発的人気。これ以降、本格志向の曲が増える。

2008年2月 MMDMikuMikuDance)公開

2008年4月 悪ノP悪ノ召使

2009年1月 巡音ルカ発売

2009年2月 アゴアニキPダブルラリアット

2009年2月 samfreeルカルカ★ナイトフィーバー

2009年5月 ゆのみP『magnet』

2009年7月 Project DIVA発売

2009年7月 家の裏でマンボウが死んでるP『家の裏でマンボウが死んでる』

2009年7月 ハチ米津玄師)『結ンデ開イテ羅刹ト骸』

2009年8月 wowaka『裏表ラバーズ

2009年8月 iroha(sasaki)作曲・kuma(alfled)作詞炉心融解

2010年3月 ラマーズP『おちゃめ機能

2010年7月 daniwellP『Nyanyanyanyanyanyanya!』※後にnyancatとして海外で人気(2億回再生)に。

2010年7月 DECO*27モザイクロール feat. GUMI

2011年2月 NHKボカロ特集大海ディレクターによる初音縦読み仕込み)

2011年9月 黒うさP千本桜

2011年9月 じん(自然の敵P)カゲロウデイズ

2011年12月 gogleのCM初音ミク登場

2012年2月 ryoブラック★ロックシューターテレビアニメ

2012年2月 クローズアップ現代初音ミク特集

2012年10月 れるりり『脳漿炸裂ガール

2013年   マジカルミライ開始

2016年12月 ナユタン星人『ダンスロボットダンス

2017年8月 カンザキイオリ『命に嫌われている。』

2017年12月 GYARI(ココアシガレットP)『何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン』※正確にはボイロ

2018年12月 NHK紅白初音ミクが映る

2020年4月 Chinozo『グッバイ宣言

2020年7月 稲葉曇『ラグトレイン

2020年9月 プロジェクトセカイ(プロセカ)リリース

2023年3月 ゆこぴ『強風オールバック』

 
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