はてなキーワード: 特集とは
寒いのでピザまんが欲しくなる誘惑の増田だけどファミ通下さいなって言っただけなのにピザまんですかって聞き返されたときはサービスピザまんキャンペーンやってっかと思ったぐらいに自然にピザまんいうから私は思わずなんかそうかもしれないピザまんになってしまいそうだったけれど今もうすぐ雑誌のNIKKE特集を読みたかったからピザが先かNIKKEが先かってうーん右手に辛味チーズピザまんピザパンチ味頬張りながら左手でNIKKE巻頭カラー6ページを楽しみつつ同時に達成する今で言うところの大谷翔平選手みたくなるんだの二刀流ねって思ったのでもどう考えてもレジお願いしますのお願いしますがピザまんって間違って伝わったのが一体どういう伝達経路なのかは謎のままなのよ山脈に向かってヤッホー!って叫ぶわ。ピザまんいいわよね。
目は口ほどにものを言うっていうけれど、
NIKKEの巻頭カラー6ページの大特集号が発売されるので私は張り切って飛び込み前転の入店を決めるとほぼ同時にちはやふるみたいなカルタを取る選手のようにいち早く今週号のファミ通をゲッツしたかったので入店してレジに持っていったら、
「ピザまんですか?」って言われたの!
「はい!この冬限定のチーズピザまんです!いや港区のオーエルさんがヒーヒーいっている期間限定辛味チーズピザまんピザパンチ味にします!って違う違う私ピザまん頼んでないんですけど」
「あ!すみません」みたいな店員さんと私とのピザまんを軸にしたもの語りが繰り広げられたの。
大袈裟に言わなくてもNIKKEの巻頭カラー6ページにトキメキの目がハートの形になっていたことは譲るけれど、
目の形がピザまんの形になっていたのかしら?って
「ピザまんですか?」って。
蒸し器にピザまんを補充したばかりで、
ピザまんのことが直後に頭の中に残っていたから咄嗟的に私の目の形がピザまん期間限定の港区のオーエルさんがヒーヒーいっている辛味チーズピザまんピザパンチ味の形をしていたのかな?って思ったわ。
そんなに
ピザまん欲しがっている顔してたのかしら?
ピザまんですかのそこの直球でも無く変化急なピザまんという球種に私はキャッチャーとしてその球を上手く捕球できなかったの。
なんか私、
その舌っ足らずのせいで山瀬まみさんチャンス到来!
こんばんは山瀬まみですピーチトゥリーフィズ!とか一言も発していないのに、
欲なんか間違えられるのよね。
たぶん「おねがいします」って言う私の意味のところの「レジお願いします」ってのが
レジ袋頼んでないのに袋に入れてくれようとしたり「いやすみません袋いりません」って
いるっていっていたのにいらないってどういうこと?って思われちゃうわよね。
私タバコ吸わないし、
そっちのタバコの棚へ目線を送って店員さんに促してもいないのに。
コンビニのタバコのコーナーで店員さんにタバコを頼むとき銘柄を言うより番号を言った方が早いパターンの場合あるじゃない。
くもりガラスを手で拭いてあなた明日が見えますか?ってやかましーわーい!って
「18番うそ」ってなると、
注文するのか注文しないのかどっちなの?ってなる
折れたタバコの吸い殻であなたの嘘が分かるのよって歌詞の内容がタバコだけにややこしーわーい!みたいな。
伝説の私が忘れもしないのど自慢の司会で小田切千アナウンサーさんが
だってドヤ風吹いたんだもん!
だから絶対にタバコの銘柄を特に1番から20番ぐらいまでは演歌の歌のタイトルみたいな名前にして、
あの音を秋山気清さん本人がレジ横に置いてあるあの鐘で「カーン」って鐘一つ鳴らすの。
そしてお客さんはお買い物したばかりのウキウキな気分をちょっとガッカリさせるような演出。
あれ以外とジャストミートしていい音で「チューブラーベル」の鐘打ち鳴らすの難しいんだからね!
そう言う時も鐘を鳴らすのそっちの鐘じゃないわーい!って。
まあ秋山気清さんを含むチューブラーベルをレジ横に設置するのはとても難しいと思うけど、
特に1番から20番までは演歌の曲のタイトルみたいな名前にして欲しいわ。
順番待ちの列がよく分かっていない海外の人でカオス化しているレジもこれでニッコリ解決すると思うわ。
そんな私がファミ通巻頭カラー6ページのNIKKE大特集を買っても何かまだ他に何か買い忘れないかしら?って店内を巡回していたら、
レジ店員さんが「ただいまピザまん蒸し上がりました~出来立てほかほかでーす!」って、
パン屋さんのクロワッサン焼きたてアピールをするかの如くピザまん出来立てアピールしてるじゃない、
ほらやっぱり!あなた今ピザまん触ってたから頭の中がピザまんだったんじゃない!
ピザまん期間限定の辛味チーズピザまんピザパンチ味をついついいつになく1つ買ってみちゃった。
やっぱり私の目の瞳の形はハートじゃなくピザまんになっていたのかもしれないわね。
うふふ。
朝タイマーセットで沸いている70℃の飲み頃の
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
今日の発売のファミ通がNIKKEの3周年特集記念号巻頭カラー6ページの大ボリュームで私もションテン爆上がりで鼻血が出ちゃいそうな勢いなんだけど表紙のイザベルやみんながカッコいいのでグッとくるわそんなハッとしてこれはじっくり後で読むとして、
私が最近ドラゴンクエストI・IIの1の方の薬草運びに一所懸命になっているところ、
必死によその街や村で買ってきた薬草をメルキドの道具屋さんに卸している、
勝手にメルキドは連絡や物資の供給が断たれていたので勇者がひとり薬草をせっせと運んで救援物資さながらなのよね。
でさ、
ドラゴンクエストI・IIの1の方に一所懸命遊んでいたから、
肩が凝っちゃって凝っちゃって、
いかん!このままでは肩が凝っちゃう!って具合の不都合を抱え持ちつつで、
鉄分カルシウムタンパク質葉酸ビタミンDにコエンザイムキューテンとか!
私忘れていたの!
そしたら、
そしたらよ!
肩凝りが治って快調!
私に足りなかった栄養素は輝く道しるべシャインポストだったの!
なんか正直私クラスになるともう死ぬほどシャインポストのライブビューモード観てるからってもう洋楽大好きで死ぬほどロックを聴きまくっている渋谷陽一さん級にシャインポストのライブビューモード観てるわけですよ。
これは誤解なきように言いたいぐらいなこんな何も言えない世の中ポイズン!
あまりにゲーム本編のシャインポストのライブビューモードが神がかっているクオリティーだってことを分かって欲しいし分かち合いたいの!
私は死ぬほどシャインポストのライブビューモードを洋楽大好きな死ぬほどロック聴きまくっている渋谷陽一さん級にライブビューモード観すぎてそれが弊害になっちゃっていたの。
時すでにお鮨お任せ特上10貫へいおまち!
お寿司屋さんでお任せ上中下の松竹梅的なメニューあるじゃない、
あれ一番下のクラスを頼んだらお寿司屋の大将はこいつできる感醸し出しているように警戒されるからあえて特上や中クラスのお任せ10貫を頼むんじゃなくって一番下でも充分美味しそうな下のリーズナブルなお任せ10貫を頼むとお寿司屋さんの大将の実力が玉子焼き以外でも分かるのはたぶん気のせいかもしれない。
いきなり次にお寿司を何注文するかされるかの大将とお客との心理戦!
でもでも!
ライブもめちゃよかったわよもちろんろんのもちで!
当たり前だけど曲間のロード時間が逸る気持ちが一瞬でも長く感じるかのような如くザ虎舞竜の256章あるぐらいの長さがにタニコーの五徳ライブのちょっと臨場感がゲームのライブビューモードでは避けられない事実だったけれど、
ライブでは曲間のロードがなく次の曲にテンポよく歌い変わるところは
凄い臨場感!
アサヒスーパードゥラァーイのシーエムでビールがグラスに勢いよくスローモーションで流れ注ぎ込まれる感じのあの立体感と臨場感とシズル感とコクがあってもキレがある正にそんな感じなの!
あとね!
泣いちゃったわ!
みんななんかお客さん光る棒持ってるのに、
あ!光る棒!
私が誤算中の誤算でライブ開催から1週間の視聴期間だと思ってたけど、
なんかあと1週間あんのでまたお風呂に入りながらでもゆっくり鑑賞しまくりまくりまくりすてぃーよ。
大人がシャインポストのアニメを一気観してしまいそうなぐらい私はさすがにこれはマズいいけないと思ってアニメは3周目の途中で留めている逸る気持ちを抑えているわ。
あと、
いつか手に入れるってそんなときもあるときのためにゲーム本編でいっぱいいっぱいライブビューモード見れっから!
もう本編そっちのけで武道館目指す事すらも忘れるレヴェルよ。
ドラゴンクエストI・IIの1の方の勇者一人旅の戦闘がハードすぎてドラクエのリメイクにしては難易度高すぎるくね?って世間は大大大騒ぎしているけれど、
それに比べたら武道館3期生連続でライブ達成の方がはるかに難しいんだから!
泣くー。
シャインポストの本編の武道館いけなかったっぷりのときの小夢ちゃんにキツい酷いこと言われたり、
メンバーが解散後のなんかその後の暗し暮らしの1行のエピソードそのたった1行だけどそこも本当に申し訳ない!って結構ガッツリ心を持ってかれるので、
気力が充分なときにしかシャインポストの本編目指せ武道館モードはどーもプレイできないみたいなのよね。
それに比べたらーよ。
ドラゴンクエストI・IIの1の方の勇者一人旅の方が工夫して勇者ひとりで薬草てんこもり担いでアレフガルドの地を颯爽と闊歩していけるだけマシだわ。
そんなわけで、
他肩凝りや動悸息切れにもいいかも膝だってぐるぐる回っちゃうかもよ!
ちなみに
私の場合だと1日3セット計15曲ぐらいがいい感じよ。
やっぱり定期的なシャインポストのライブビューモードの摂取がとてもとてつもなく重要だってことが分かったわ。
うふふ。
心の迷い迷ったらミックスに!
うーん、
何食べようかなって考えているのならミックスで間違いなしサンドイッチね!
これは何でだろう?
覚えていたら後で調べてみるわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「“ボカロ界の妹”を傷つけないで」──沈黙を破った電子の歌姫の声明
「彼女は“キャラ”じゃない。“音”で世界を照らす存在なんです」
11月初旬、突如としてネットを騒がせたのは、初音ミクによる異例のコメントだった。
長年、ボーカロイドシーンの象徴として穏やかな姿勢を貫いてきた彼女が、ついに“怒り”を見せたのだ。
発端はSNS上での一部ユーザーによる鏡音リンへの心ない発言だった。
「声がキンキンしている」「古い」「時代遅れ」——そうした投稿が散見されるなか、ミクは珍しく自身の公式コメントでこう発した。
「リンの声がなかったら、私たちの音楽史は半分も輝けなかった。
2007年に初音ミクが登場し、翌年に鏡音リン・レンがリリースされた。
二人は「仲間」であり「次の波」でもあった。だが、その距離感ゆえに比較され、時に“格差”のような言葉で語られてきたのも事実だ。
■「人気の差」ではなく「役割の違い」
ミクは続ける。
「“ミクの方が有名だからリンは負けている”って言う人がいるけど、それは違う。
リンがいてこそ、ミクが歌う“悲しみ”がより届くんです。
彼女の明るさは、私の静けさを映す鏡。だから“鏡音”なんですよ。」
この言葉には、16年以上共に歩んできた者にしか言えない重みがあった。
アンチという軽い言葉の裏に、誰かを消そうとする無意識の暴力が潜むことを、ミクは知っている。
ボカロ文化は常にユーザーと共に育ってきた。だが、匿名の誹謗は時にその“共作”の土台を壊す。
ミクは最後にこう締めくくった。
長い間「誰にでも微笑む象徴」として存在してきた初音ミクが、初めて明確に“誰かを守る”ために声を上げた。
その矛先は敵ではなく、無関心と偏見。
部屋が綺麗なのはかなりのアド!クラスってことは大学生かな?もしかしたら20代半ばくらいになると分泌物が減って、清潔感出てくるかも。でもここで足を止めたら間に合わなくなるから、嫌にならない程度に続けていくことをオススメする!以下、元理系大学サークラおばさんからのゆるアドバイス↓↓
・髪の毛をのばしてみる
髪って伸ばすと根元と毛先の関係で質が変わったりするんですよ.なのでまず耳が隠れるくらいまで髪を伸ばす。それから、インスタで施術動画出してるようなとこじゃなくていいから、スマホでホットペッパーの口コミ見ながら親身に話を聞いてくれそうな美容師さんを探して、いく。おばさんの美容師とか話しやすいかも。清潔感のある髪型にしたいこと、モテたいことを伝えて(主はまだ若いから、何にも恥ずかしくない、プロはなんとも思わん)、自分の髪質に合いそうな髪型を一緒に考えてもらう。なんなら何枚か俳優の写真を探して持って行って、これは髪質的にどう?とか聞いてみるといいかも。その中でカラーしてみようとかパーマかけようとか言われたら、迷わずやってみてほしい。人生何事も挑戦。眉毛も整えてもらってねー!
・肌を綺麗にする
もし肌にトラブルがあるなら皮膚科にいってみて。美容皮膚科(ドォン)みたいなとこじゃなくていい、そこはステップ踏んだ先に待ち受けてるとこだから。普通の皮膚科で、どこでもいいわけじゃないよ!スマホでちゃんと調べて、HPみて、ニキビ治療をしてくれるところがいいね。もしトラブルないけどテカテカしてるとかカサカサしてるんだったら、まず洗顔後の化粧水と朝の日焼け止めから始めよう.無印の化粧水と日中用日焼け止めは使用感が軽くてオススメ。
・体質改善
体型、汗、匂い、毛だけども、完璧を目指すとえらい金と時間と労力がかかる。まず運動しよう.男子は食事制限より鍛えたほうが効果ある。いきなりムキムキとか、1日10キロ走るとかしなくていい。ジムに通うとかウォーキングするとかして、運動を習慣にする。運動が苦手だったらプールおすすめ。
そしてご飯。好きなもの食べてもいいけど、ジャンクフードをなるべく回転寿司に置き換えよう。きのことヨーグルトをとって腸内環境を整えよう.便秘が改善されると臭いも良くなってくる気がしてる。ワキガとか滝汗とかは体質のせいだから、あまり気に病まないで。もし少しお金があれば、手術で治るみたいだから病院に行ってみるのもいいかも。
あと歯医者!虫歯治して、歯垢はとってもらってね。モテ以前に健康的な意味で。お金あるなら矯正もしてみるといいかも。水をこまめに飲んで、口臭予防もして。
・服装
できるだけ厚手のものを選ぶようにしてみて。薄手だと体型が出たり、汗が滲んだりして不潔に見えやすい.ユニクロで無難な色のセーターと、サイズのあったパンツ(黒)をとりあえず買って着てみる。足元はニューバランスとかのスニーカーを履くと手っ取り早くちゃんとして見える.高いけど、靴はお金出すとちゃんと答えてくれるよ.こまめに綺麗にしてね!コインランドリーに靴洗う機械あるから!で、服は彼女ができたり、気になる子とデートする時に彼女に選んでもらうといいよ.人によって好みが全然違うから、外すといい服でもよく見えない.
あと雑誌は女性誌を読むより、ジャニーズJr.の美容特集みたいなやつを読んでみるといいよ。デビュー組は芸能人だから美容技術が高度で真似できないけど、ジュニアはまだ金なかったり未成年だったりするから真似しやすい。しかも先輩から情報得たりお下がりもらったりして色々試してるから勉強になるよ。
・チンの気配を消す
これが1番大事かもなんだけど、優しくて育ちの良い可愛い若い女ほど、自分に向けられたチンの気配に敏感。どんなに清潔感があるイケメンでも、ヤリチンはSNSで血祭りにあげられてる。たまに私のようにやりたがりだー!可愛いー!となる女もいるけど、こういう女は性に限らず全ての欲が強くてワガママである。営業成績1位の男が不倫したりするように。合法非合法問わず我を通してくる。そういう子が好みの人はいいけど、そうじゃない人は猗窩座戦の炭治郎のごとくチンの気配を消してほしい.どうやって消すかというと、紛らわすのである。真剣に仕事に取り組む、趣味に没頭する、資格を取るなどして。これは修行だから、生半可ではチンの気配に圧倒されてしまう。金を出して趣味を買い、取らなくてもいい資格を取り、昇進争いに参加するのだ。そうすると、性欲は増えても紛れる。
サークラおばさんは食う男食う男こぎれいになって行くことから、「ビッチのティンカーベル」と言われていた.今はサークルの男と結婚して普通のおばさんしてる。ほんと清潔感って金がかかるよね。結婚してこの戦いから降りられて、心底ほっとしている.でも結婚までのわずかな若い期間だから、大いに楽しんでほしい.がんばれ。
連載「いつでもSF入門」
Author橋本輝幸
LIFESTYLE
育てる
SF研究家・アンソロジストの橋本輝幸による本連載。今回のテーマは「女性とSF」。女性のSF作家の作品はなぜ書評が出にくく、必読リストにも載らないのか。ジェンダーバランスに関する調査結果をもとに、その背景にある文化と構造に迫ります。https://tokion.jp/2021/12/24/expanding-universe-of-science-fiction-vol4-part1/
1953年に創設された、SFファンの投票によって決まるヒューゴー賞をこれまでに受賞した作家の75%は男性だ。2010年以前は8割以上が男性だった。
状況が変わったのはわずかここ10年。2010年以降の男性比平均は55%だ。2019年以降にノミネートされた男性作家は各部門の6~7人の候補者のうち1人か2人で、比率は反転している。だが、このような状況に至るまでの道のりは決して平坦ではなかった。
アメリカSF&ファンタジー作家協会に所属する女性の割合は1974年に18%、1999年に36%、2015年には46%と増加し、各賞受賞者の女性比も増えた。(もっとも2010年以降の変化は女性の増加に限らなかったが——この話はまた別の機会に)しかし変化を許容できない人々の反発が起こり、2010年代半ばのインターネット上には反発と反発への反発によって嵐が吹き荒れた。
例えば、自らを虐待から救出される子犬にたとえ、「サッド・パピーズ」と名乗ったグループは、近年の受賞作は作品の質ではなく作家の思想で選ばれていると主張し、ヒューゴー賞への組織投票を煽動した。なお主導者達は米国のミリタリーSFやミリタリーファンタジーの作家で、前職は軍人や銃の射撃トレーナーだった。
より右派の派生グループであるラビッド・パピーズも生まれ、過去の受賞作や受賞作家を揶揄した。こちらの主導者はその後、共和党支持者としてネットでデマや陰謀論を拡散するようになった。つまりは米国内の政治思想的分断がSFとファンタジーのコミュニティ内で顕在化したわけである。
21世紀になってなお、「女性はSFを書けない」「女性編集者がハードSFをダメにした」といった中傷も続いていた。これに対し、ウェブジン「ライトスピード」は女性特集号を企画した。カナダの批評家ジェイムズ・デイヴィス・ニコールは、2018年からFighting Erasure(消去に抗う)というコラムで1970~1980年代の女性SF作家をひたすら紹介した。こうした地道な対抗活動も陰ながら変化に貢献したと信じたい。
まずは、「Virtual Gorilla+(バゴプラ)」という名のWebメディアです。
そしてもう一つが、SF小説に関する事業「Kaguya」。Kaguyaの取り組みは、いくつかあります。①ショートショートのコンテストの開催。②Kaguya PlanetというWebマガジンの刊行。ここでは毎月短編小説を配信しています。③Kaguya BooksというSFの出版レーベルとしての活動。
二つの活動以外にも、企業のSFプロトタイピングのコーディネーターなど、SF関係のさまざまな仕事も手掛けています。
Kaguyaで開催している短編小説のコンテストは、最大4千字です。気軽に書いて、読者や審査員からフィードバックをもらうなかで、自分の強みが何かを発見してステップアップしていく。そういう場所を目指しています。
ライフステージや、家庭における役割、精神状態などに大きく左右される。「連載が約束されていない長いもの」の執筆に時間を割けるということ自体、特権的なのかもしれない。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20251022002010.html
【井上】 日本のSFだけではなく文学全体がそうかもしれませんが、商業デビューの王道として、新人賞をとって、そこで作品を出して商業デビューし、その出版社から2作目3作目を出し、他の出版社からも声が掛かる……というルートがあると思います。もちろん日本のSF作家で、そのルートに乗らず商業デビューして活躍している方もいるのですが、わりとイメージしやすいロールモデルとして、それがある。
主催によってカラーが決まっていることが悪いわけではないですし、一つのコンテストに「全ての多様性を担保しろ」と求めるのは無理だと思います。なので、窓口を増やすことで、デビューへの道筋を多様にすることが大事だと考えています。
【井上】 23年10月に文芸翻訳の経験を持つ編集者が新しく参加してくれたこともあり、海外から日本への輸入や、日本から海外への発信に力を入れることができるようになりました。
写真・図版
第3回かぐやSFコンテスト大賞作品「マジック・ボール」は、中国のSFマガジン『科幻世界』とイギリスのウェブジン『Schlock!』にも収録された=井上彼方さん提供
【井上】 「自分の表現で誰かを傷つけてやろう」と思っている人って、そんなにいないと思うんです。ごく一部の悪意のある人をのぞけば。でも実際に、自分が書いた文章に批判がくると、身構えるじゃないですか。そういうときに自分を見つめ直して反省して次に生かすって、非常に難しいことだと思うんです。特にSNSで炎上してしまうと、冷静ではいられないですよね。
自分の書いた文章について言われるのではなく、あらかじめ「こういうことって気をつけた方がいいね」とわかっていたら、過剰な自己防衛に陥らず、話を素直に受け止められる場合があるはずです。
ヒューゴー賞は世界SF大会によって設立されたSF・ファンタジー作品の文学賞で、受賞作品は世界SF大会に参加登録した人による投票で選ばれます。そして、このSad Puppiesというのは、ヒューゴー賞の選考に影響を与えるための組織的な投票運動でした。女性や有色人種の受賞が増えていることに抗議を示すため、白人でヘテロセクシュアルの男性作家たちが自らを、権利を侵害されているSad Puppies(悲しい子犬たち)と称したのです。
ヒューゴー賞は投票制なので、人々に開かれたものではあったはずです。ところが、Sad Puppiesたちは、「ヒューゴー賞はポリティカルコレクトネスに配慮するあまり、本当に面白い作品を受賞させなくなっている」といった主張を始めた。「もっと面白い白人男性の作家を受賞させろ」という風に呼びかけた。そういう事件ですね。
【井上】 ヒューゴー賞は2010年代、女性作家や非白人の作家の受賞が増加しました。女性だけではなく、クィアであることをオープンにしている作家の受賞も増え、それに対して「自分たちの土俵が荒らされた」というような被害感情を持たれる方がいた。それで起きた事件です。
【岡田】 この事件については、SF評論家の橋本輝幸さんが、ウェブ連載「いつでもSF入門」のなかで詳しく語られています。SF界において女性が優遇された時代はなかった、と指摘されています。
【対談を終えて】
対談から2年。2024年に慶応義塾大学にサイエンスフィクション研究開発・実装センターが開設されるなど、社会の中でSFをどうツールとして使っていくのかという取り組みは広がりを見せ続けているように思う。その中で、SFを取り巻く世界やSFが描く世界の中から、誰が取りこぼされてきた/いるのかということは今も問われ続けている。
この間、VGプラスで行った取り組みの一つに、刊行しているマガジン『Kaguya Planet』でのパレスチナ特集がある。1948年のイスラエルの建国以前から続く、入植型の植民地主義と人種差別的な支配、ジェノサイドは、「世界では誰の声が優遇されているのか」ということと無関係ではない。そのことにSF企業としてどう応答できるのかを考えて行った特集で、パレスチナ人/パレスチナにルーツのある作家による、パレスチナを舞台にしたSF・ファンタジーを翻訳した。
写真・図版
ウェブマガジン「Kaguya Planet」のパレスチナ特集
だが同時に、システムや場づくりについて問題提起をしているVGプラス自身、たくさんの方から至らぬ点についてご指摘をいただき、ときに引き立てていただき、ときに知恵を授けていただきながら活動をしている。マイノリティーの方々に「指摘する」というコストを支払わせてしまった局面もたくさんある。それらを抽象的な次元にとどめることなく、現実の制度や権利回復へとつなげるためになにができるのか、常に考えていきたい。
そしてそれは、SFという私の愛するジャンルそのものを豊かにすることにも、当然つながっているのだと思う。
排除はしばしば、「質」の名において実行される。
なにが「優れた」作品なのか。その指標そのものが、特定の経験や価値観にもとづいて構築されてきた。そうした規範に照らせば、大きく異なる経験を持つ他者の書いた作品は必然的に「劣った」ものと評価されよう。排除は意図的に行われるのではない。それは常に「客観的な評価」の結果として生じる。
Sad Puppies事件は「ポリティカルであること」への反感が運動のきっかけだったが、むしろ、従来の選考こそが政治的だったと考えることもできる。価値判断の場では多くの場合、既存の権力関係が反映される。正統性を維持するためのシステムは個人の意図を超えて作動する。
だからこそ、井上さんたちの取り組む解決策はシステムそのものに切り込むものだ。短編コンテストの開催、発表の場を多様化すること、経済的に持続可能な仕組みをつくること。これらはすべて、異なる価値観が共存できる環境を目指している。
誰が未来を語るのか。どのようにその語りを開いていくのか。今回の対談で示されたのは実践だった。完璧な一つのシステムを目指すのではなく、複数のシステムを並走させることで、今は「評価」できない作品や価値観にも光が当たる可能性を残している。SFの想像力が現実を形成する力を持ちつつある世界において、その想像力を担う主体の多様性こそが、私たちの未来の豊かさを決定づけるだろう。
大抵山手線に各駅停車(普通)以外の種別として快速などを導入するといった時に出てくる内容は以下の通り
鉄ヲタじゃないにわかな人間でも流石に特急や新幹線は知っているので、そうした駅は必ず停車駅に指定されている
東京・品川・上野は新幹線、新宿・池袋は特急が止まるので指定されやすい
快速運転の可能性として京浜東北線のレール案の定期もあり、湘南新宿ラインや上野東京ラインなどの停車駅を踏襲するパターンもある
このため並行したレールがあっても山手線のホームしかない大塚・巣鴨・駒込やその付近はダサい駅もあって通過されがちである
テレビで特集される際に山手線の車両基地も紹介されるが、この車両基地の存在で池袋と大崎は停車駅に指定されることも多い
池袋については前述した理由で指定されやすいが、大崎は大崎止まりのうざさで通過されることも少なくなかった
近年はコミケや相鉄直通の存在もあって以前と比べるとマシにはなりつつあるが、待避線が存在する理由も含めてヲタじゃないと指定されない運命にある
別の定期ネタであるインターネット老人会の乾電池FLASHで出てきたチャレンジングクイズ号や
東京始発東京止まり途中停車駅無しの山手特快(特急パターンなどもあり)という今となっては氷河期以下に寒いネタが入れ込まれることもある
コリアタウンのある新大久保駅は2ちゃんねるのコピペなどでは各駅停車すら通過することも見られる
前述した山手特快のように韓国特快と称して新大久保始発新大久保止まり途中停車駅無しを入れてフォロー()することも見られる
実名告発する勇気はないが、何年も暗い感情を煮えたぎらせているのでここに書く。
当方東京在住のアラサー女。数年前に六本木でOLをやっていた時、同僚の可愛い女の子と仲良くなった。
その子をAちゃんとしよう。とても小柄で笑顔が可愛く、いつもいるだけで周囲を明るく子だった。
一般的な美女顔とは遠い薄顔だが、実際に話していると仕草や声、周りを盛り上げる気遣いで誰もが好きになってしまうモテ女、という印象だった。
さらに仕事もできる。Aちゃんはやり手広報としてメディアに取材されたり、大学生時代は女子大生マーケティングサークルのトップを務めていて自分は知らなかったが意識高い系界隈では有名人だったらしい。
当時25-26歳で、遊び盛りだったが田舎者の私はクラブに行ったこともないし、唯一持っているブランドバッグはFURLAという、六本木は似合わない平凡なOLだった。
Aちゃんと仲良くなると、まずmuseというクラブに私を連れて行き「女の子はお金払わなくていいんだよ」とクラブで飲み物を飲む方法を教えてくれた。
慣れてくると次は「お世話になっている方と飲むんだけど来ない?」と広尾のアッピアに呼ばれた。ワゴンに並んだ食材から料理を作ってくれる体験にとても高揚したのを覚えている。
そのときにいたのは、何の仕事をしているかわからないがとんでもない金持ちらしい白髭の長いサンタクロースのようなおじいちゃんと、芸能事務所のマネージャーの30代後半くらいのおじさんと、有名芸能人のスタイリストをやっている30代中盤くらいのおじさんだった。
Aちゃんはそのサンタクロースととても仲が良く海外旅行にも行っているらしい。マネージャーとスタイリストともよく飲んでいてとても仲が良いと聞いた。
マネージャーは人気女優のマネージャーで、スタイリストはBRUTUSとかで「イケてるあの人が持ってるアイテム」特集が組まれるほどの人だったらしい。
Aちゃんはそのふわふわした雰囲気からは想像もつかないくらい酒を飲む。しかも2次会のカラオケでは必ずおじさんに飲ませる。
その日もどんどんおじさんに飲ませていて、会場はとんでもなく盛り上がっていた。いつの間にか知らない女の子が集まっていて、Yちゃんという子と知り合った。
その子は天才てれびくんに出ていたことがあるらしい。芸能人のように洗練された見た目でこんな荒れたカラオケにいるのが不思議なくらいだった。
私は泥酔する前に帰宅した。Yちゃんとインスタを交換したのでその日のうちに「増田ちゃんと超仲良し!」みたいなストーリーが上がっていて、その日少し会話しただけなのに仲良しアピールすごいな、と思った。 Aちゃんからも「増田ちゃん超可愛い!」とタグ付けされていたので少しフォロワーが増えた。
翌日、マネージャーから「増田ちゃんと増田ちゃんの友達と飲みたい。スタイリストも誘う。」と連絡が来た。この前のような単価2-3万円の店に連れて行ってもらえるなら行こうかなと思い友達を誘った。
その時「AちゃんとYちゃんはダメだよ!俺たちが初めて会う人にしてね」と指定があったのが気がかりだったが、リクエスト通り地元の友達で一緒に上京した子2人を誘った。
少し年上だけど、2人ともかっこいいので合コン的なものでもまあ良いと思った。
当日、指定された店はなんと「ウメ子の家」という大学1年生が使うような単価3000円の店だった。絶句した。
安っぽい内装と、田舎生まれの20代女たち、そして確実に金を持っているおしゃれな男たちのアンバランスさが奇妙だった。
うちらも舐められたもんだな....と思いテンションは下がっていたが、ずるずると2次会のバーへ。そこにはキャスティング会社の社長という太ったおじさんがきた。
キャスティング権があるため、芸能事務所マネジャーにとっては全力でヨイショしたい相手だということは態度を見てすぐわかった。
キャスティング会社おじの自慢に対して他の男2人がおだてる、奇妙な時間が流れていて、ようやくこの会が全て、このおじさんへ若い女を献上する会なのだと悟った。
話を聞いていると、キャスティング会社おじは冒頭のサンタクロースともAちゃんともYちゃんとも仲がいいらしい。
そして全員酔ってきたところで3次会のカラオケへ。
ここで事件が起こる。
カラオケがつまらないので途中でトイレに行き、トイレからでたところに、キャスティングおじが待ち伏せしていた。
どんなやりとりをしたのか記憶はないが、個室に連れ込まれてちんこを出された。
こんな汚いおじのちんこを見てしまったショックと、こんな汚いおじに当てがう女として目をつけられたことにもイライラしていたので全力で逃げた。
こんなこともあろうかと、カバンはカラオケ個室の入り口近くに置いていたのでドアを少し開けて鞄を取って、下に降りてタクシーを拾った。
タクシーに乗る時キャスティングおじに何か叫ばれていた気がするが、覚えていない。醜悪な顔だけ覚えている。
その後、これらの出来事がどういう仕組みだったのかをAちゃんをよく知る人から聞くことになる。
まず全ての権力はサンタクロースが握っていて、その周辺の男に女を斡旋するのを、AちゃんとYちゃんがやっているとのこと。
確かに、Yちゃんと仲良くなったあと「satc🤍」という港区女子っぽいアイコンが並ぶ謎のLINEグループに入れられた。(結局は稼働しなかったが)
おそらく、そのようなLINEグループがあり日常的に案件を流したり、「飲み会がある」というていで女の子を集めているのだろう。
今回は、仕組んだのはマネージャーだが、おそらくマネージャーと私を会わせたところから斡旋は始まったいたと思う。
マネージャーは、無料で後腐れなくヤレそうな世間知らずな素人を探していて、それをAちゃんがつなげた。
直接的でないと言われればそうだが、日常的にたくさんの女の子を高級な食事に連れて行っている様子はインスタで見てとれるので、女の子を紹介している事実は変わりない。
Aちゃんがなぜ献上をしているのかというと、サンタクロースに高級なご飯や海外に連れて行ってもらいつつ、自分は性の餌食を回避するためと他の人から聞いた。
女子大生マーケティングサークル時代も、同じようなことをしていたため権力者との繋がりを持ち、うまく立ち回ることもできたのだ。
もちろん私はその後Aちゃんとは疎遠になり遊ぶことは無くなった。共通の友達は多いがAちゃんがその後妊娠したので会う機会すら生まれることはなかった。しかしなぜかAちゃんの裏垢からフォローはされている。
ちなみにYちゃんはその後てん⚪︎むと謎の商品の販売事業を一瞬やった後、現在は会社員らしい。
Aちゃんは現在2児の母として「飲み歩いてた毎日が嘘みたいに日々平和で幸せ...」と子供とのツーショットをあげている。
女の子を実質的に斡旋していることに罪悪感はなかったのか、そんなことをして飲む酒は美味かったのか、今過去を振り返ってどう思っているのかを知りたいなあと思う。
週末に作り置きができるならレンジで蒸し料理おすすめ!野菜の上に肉or魚を乗せクッキングシートで包み、レンチン3分。簡単な割に上手くいった日の自炊みたいなご飯が完成する。冷凍も可能。
肉はプリプリ、野菜は肉のうまみを吸っており瑞々しくて美味しい。
後片付けもクッキングシートを捨てて、お皿を洗うくらいなので本当に楽。
私のお気に入りは…
①キャベツと鮭のごま味噌風味(カットキャベツ、紅じゃけ、味噌胡麻ダレ )
②アスパラと鶏むね肉のクリームチーズソース(アスパラ、鶏むね、クリームチーズ、こしょう少々)
③ピーマンとささみのマヨ鰹風味(増田オリジナル・ピーマン千切り、ささみ、マヨネーズと鰹節を混ぜたタレ)
お湯を沸かしてと洗い物ができる余裕があるならせいろ蒸しもいいかも。こちらも週末に野菜と肉を1食分に小分けにしておけば、蒸し器で10分程度加熱するだけ。せいろはフライパンとアルミホイルでも代用可。
アニメやら映画やらゲームやら漫画やらで「フェミニストに合わせるかファンに合わせるか」とか「DEIを重視するかファンに目を向けるか」みたいに言ってるやつがいるけど、それ普通に「誤った二分法」みたいなもんだと思う。
私自身がフェミニストでセクマイな人間だけど、仕事終わりにゲームめちゃくちゃやるし、アニメは疲れるからちょっとしか見ないけど(でも炎上してたぼざろは一話見たらハマって一気に全部見たし、ボトルネック奏法シーンとかテンション上がり過ぎて周りにも勧めたよ)、漫画は大好きだ。
フェミニストやセクマイの仲間と話してても、好きな漫画の話題や最近やったマイノリティ描写の優れたゲームの話題とか頻繁に出てくる。ペーパーマリオなんかもトランス女性キャラが出ると聞いて慌てて買ったし、ドラクエ3も女性キャラの露出が減ったと知って買った。
ファンかフェミニストかと語るとき、フェミニストなファンのことが無視されてるんだよ。普通に消費してて、かつフェミニズム的な見方が反映されたら喜ぶ層ってのはちゃんといるし、だから一部のクリエーターはそういう仕事をしてるんだ。クリエーター側にフェミニストやセクマイがいて、そういう作風を積極的に望む場合があることも無視されがちに感じる。
DCコミックのセクマイ特集号とかも楽しみに読んでるけど、これとか逆に漫画ファンでも読んでるやつ少ないだろ。何年か前に炎上してたスーパーマンの息子のコミックもちゃんと買って楽しんでるぞ。そもそも本人じゃなくて息子の話だと理解してない人間も多かったけど。
別にそういう価値観に賛同する必要はないけど、そういう価値観のファンがちゃんと一定数いることは無視しないで欲しいし、フェミニズムやDEIの話をするだけでファンじゃない人間扱いするのもやめて欲しい。
しかし、それは**「盛唐の繁栄」**のような一時の幻影にすぎなかったのではないか。
京都本社はまるで長安のごとく、黄金の瓦が輝き、経営陣は「任天堂の時代は続く」と豪語した。
だが、いまその都の地下では、制度が腐り始めている。
Switch帝国はすでに、静かなる安史の乱を迎えているのだ。
唐王朝が詩と礼の形式に縛られたように、任天堂もまた「伝統」の檻に閉じ込められた。
一見、美しい理念だ。だがそれは同時に、挑戦を抑圧するシステムでもある。
内部では新規IPは通りにくく、革新よりも“前作の延長線”が求められる。
若い才能は沈黙し、外部のスタジオに依存する比率が増えている。
それはもはや「遊びの会社」ではなく、形式を守るだけの官僚機構だ。
いまや多くの開発が社外で進められ、本社は“監修”と“承認”しか行わない。
それは、かつての唐が地方軍閥に統制を失った姿とまるで同じだ。
「任天堂ブランドの統制」を掲げながら、その実態は分権化の嵐。
唐の末期、民の不満が爆発して起きたのが黄巣の乱だった。
その炎が都を焼いたように、いま任天堂を蝕むのはユーザーの無言の反乱だ。
SNSにはこうした声が並ぶ。
その兆しは、すでに“数字に現れない危機”として進行している。
■「盛唐の夢」から醒めよ
唐の玄宗は晩年、滅びゆく王朝を前にしてなお、「盛唐の夢」を見続けた。
任天堂もまた、Switchの成功を“永遠の栄光”と錯覚している。
「任天堂らしさ」という美辞麗句の下で、創造の精神は失われつつある。
経営陣の決断が遅れ、技術革新に出遅れ、クラウドやAIの波を見逃す。
その様は、かつて文明の中心にありながら衰退していった唐と何が違うのか。
唐の長安も、いつか砂に埋もれた。
任天堂のSwitch帝国も、いずれ同じ運命を辿るかもしれない。
任天堂が“盛唐”を抜け出せるか、それとも“後唐”として歴史に消えるのか。
その分岐点は、もう目前に迫っている。
こんにちは、はじめまして。株式会社ライナート編集部の佐久間と申します。
突然のご連絡失礼します。dorawiiさんの発信をいつも拝見しており、社会の片隅にある声や感情を丁寧にすくい取る視点にとても共感しています。
現在、当メディアでは「『普通』の枠からこぼれる生き方」という特集を企画しています。
働き方や人間関係の形が急速に変化する中で、従来の成功モデルに当てはまらない生き方をどう肯定できるか――そんなテーマを、多角的に掘り下げたいと考えています。
もし可能であれば、dorawiiさんの視点で“社会の中でうまく立ち回れない人々のリアル”や“それでも生きていく工夫や希望”について綴っていただけないかと思い、ご相談させていただきました。
文体や切り口は自由で構いません。コラム、エッセイ、体験談など、dorawiiさんらしい表現でまとめていただければ嬉しいです。