学園祭シーズンが本番を迎えた11月初旬、Xに投稿されたある写真が話題を呼んだ。東京都新宿区にあるJR高田馬場駅前ロータリーに積み上がったゴミの山――11月1日と2日に行なわれた早稲田大学の学園祭「早稲田祭」の打ち上げで集まった若者たちが去ったあとの、変わり果てたロータリーの姿だった。投稿主である早稲田大学公認サークル「ロータリーの会」の担当者に話を聞いた。 【画像】ゴミ山が発見される前日の夜、駅前に集まる学生たち 「毎年、学園祭のあとはロータリーがゴミであふれます」話題となった写真をXに投稿した「早稲田大学ロータリーの会」は、高田馬場駅前ロータリーのゴミ問題の解決に向けて活動を行なう大学公認サークルだ。 学園祭後の駅前ロータリーの“惨状”について、会の幹事長である三好さん(3年)は次のように説明する。 「3日は授業もありましたが、参加できるメンバー11人ほどで朝の8時半から2時間以上かけて