1月に亡くなった元兵庫県議の竹内英明氏に関する虚偽の情報を広げたとして、名誉毀損の疑いで逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)。交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)で、竹内氏に言及する投稿数の推移を調べると、急増のピークは竹内氏が亡くなるまでに6回あり、その多くに立花容疑者の発信が関係しているとみられることが分かった。 分析ツール「ソーシャルインサイト」で、「兵庫」「竹内」を含む投稿数の推移や拡散された投稿の内容を調べた。 竹内氏に関する投稿が最初に増えたのは県知事選告示後の昨年11月2日だ。 その前日の1日、知事選に立候補していた立花容疑者は岸口実県議らとホテルで面会。竹内氏ら3人の県議会調査特別委員会(百条委)委員の実名を挙げ「黒幕」と批判する文書を受け取ると、その日夕方、三宮での街頭演説で語り始めた。 「作り話が噂話になって、噂話を集めたら嘘話に