家に来たとき、子猫はすごく緊張してて、ちょっとおどおどしていた。
でも、これからここが君の家だよって声をかけたら、なんとなく伝わった気がした。
家には娘が待ってて、普段は元気いっぱいな娘も、初めての子猫との対面にはちょっと緊張してるみたいだった。
子猫が少しずつ近づいてきて、お互いにちょっとずつ触れ合いながら打ち解けていく様子を見てると、すごくほっこりした気持ちになった。
子猫も最初はちょっと警戒してたけど、だんだんと安心して、娘の手にじゃれついてるのが可愛くてたまらない。
しばらくしたら、二人はおもちゃの紐で遊び始めてた。娘が紐を引っ張ると、子猫はそれを追いかける。部屋中を駆け回って、まるで小さな運動会みたい。子猫も最初はちょっと怖がってたけど、だんだん楽しさに夢中になっていく様子がほほえましかった。娘もすごく嬉しそうに笑ってて、二人の間の距離がだんだん縮まっていくのがわかって、私もすごく嬉しくなった。
しばらく遊んで疲れたのか、二人はそのままくっついて寝ちゃった。子猫は娘の足元で丸くなって、娘はその隣で静かに寝てる。部屋の窓からは夕陽が差し込んでて、二人を柔らかく包み込んでるようで、本当にきれいだった。あの瞬間、言葉ではうまく言い表せないけど、すごく幸せな気持ちになった。
子猫も娘もまだ小さくて幼い。
私は、この子猫と娘が一緒に成長していく姿を見守りたい、二人とも健やかに育ってくれたらいいなと、今はそれだけを願っています。