なんだろう、現代って国みたいな適当な存在よりも大自然への畏怖・感謝のほうが100兆倍はっきりしてるよなっておもった。
「国破れて山河在り」なんて、「国がなくなっても山も河もあるじゃん、ここからまたスタートできるやん!」みたいな激ポジな意味しか感じようがないんだよな。
普通にそういう意味だろって思ってたんだが意味調べたらたぶん全く逆じゃない?コレ。
感時花濺涙(時の流れを思うと花をみても涙が流れる)
恨別鳥驚心(家族との別れを思って鳥のさえずりにも心がおびえる)
マジでこんな意味なんだよな。文明とか人間世界と大自然を対比させて大自然側を徹底的に虚しいものとして描いてる。
国とか人間とかちっぽけな存在だしブッ壊れても大自然さえあればなんくるないサァーみたいな詩じゃなかった!
自然の不変性こそ歌っているがそれを人類の希望としてじゃなくて国を失った喪失感のひきたて役に使ってるんだよな。
現代人の感覚でいうとそれらはむしろ深海の絶望感とか、宇宙空間の虚無感に近いのか?
discoverされてないフロンティアであると同時に足を踏み入れたら戻ってこられない深淵という感覚なんだよな。
そんな昔はいかに自然を克服するかが重要だったんだし現代感覚とは逆でしょ
そうそう、現代とは逆だよなって話。
そもそもこれは虜囚の身で書いた詩で内乱の真っ只中の話だからな? 国破れて山河ありってのは起承転結の起みたいなもんで別に自然を題材にした詩じゃねぇ 戦乱で都はぐちゃぐちゃで...
詩なんて、つーか文学作品なんて どう解釈しようが自由だと思うがな 元増田もちょっとわけわからんが、 こいつも「教科書的解釈絶対主義」的な 俺高校までお勉強できたんだぜアピー...
それが自己弁護の精一杯なのマジで笑えるな マジで人生やり直した方がいいって
そういう意味だってのは解説読んだからわかるんだが俺が思ったファーストインプレッションと違ったって話なんよ。 あと絶望とか虚無感とかいうわりに詩の形式が完璧ってのがなんか...
じゃあ自分の頭が悪かったんだなで終われよw なにが大自然に対する侮蔑だよw